Google合同会社

「DIS わぁるど in 姫路　視察レポート」第五弾は、
Chromebook™ や Google Workspace for Education 、最近ではAIにも注目を集めているGoogle を紹介します！

Google と言えば、学習用端末として多く導入されている Chromebook、Windows や、Mac を Chromebook として蘇らせる ChromeOS Flex、会議ツールの Google Meet™ ハードウェアなど、教育機関向け、法人向けに様々なサービス、ソリューションを展示されていましたが、その中でも今回は、さつき株式会社様が販売する、授業の在り方を飛躍させる、65インチの大型電子黒板「ミライタッチ Xシリーズ」について取材させていただきました。

なぜ電子黒板が Google のブースにパートナー企業の製品が展示されているのか、どのような活用方法があるのかお伺いしてきました！

「ミライタッチ Xシリーズ」は、さつき株式会社様が販売している電子黒板です。
コンセプトとして、使う人を限定せず、誰にとっても使いやすいと感じてもらえるような、「インクルーシブ電子黒板」としています。使用する先生・子供たちが主役となることを第一に考えて製品を設計しているとのことです。

今回ご紹介いただいた「ミライタッチ Xシリーズ」は、ホワイトボード機能はもちろんのこと、業界初の「実物投影機（書画カメラ）」を搭載したモデルで、子供たちの制作物や教科書、地図などを投影できるほか、投影している画面を撮影し、クラウド上に保存することもできます！

その他にも、美術に使えるキャンパスツールなど、学校での幅広い用途を想定したツールやソフトなどが同梱されております。

さて、そんな「ミライタッチ」ですが、他の電子黒板とは一線を画す、驚きの特徴がございます！
それは、この電子黒板には「ChromeOS™」と「Android OS」の2つのOSが入っているのです！
設定画面から「PC」を選択すると内蔵されている「ChromeOS Flex」が起動し、電子黒板が Chromebook として変身する、1台2役の機能を内蔵しております！

ChromeOS であれば、普段授業で利用している環境と同じなので、いつも使っているGoogle アカウントにログインさえしてしまえば、Google Classroom、Google スライド™、Google ドキュメント™ などのアプリケーションサービスが利用可能です！
先生が授業に端末を持ち込まなくても、そのまま授業を始められます。

また、この端末は CEU を導入すれば Google 管理コンソールでの管理が可能となり、学習用端末と同じようにネットワークや、ロック時間の管理が可能になります。情報漏洩や、休み時間中のイタズラ防止などにも効果を発揮できるのではないかと思います。

もちろん、この「ミライタッチ」は ChromeOS と電子黒板との連携も可能です。
画像のように Chromebook として利用している画面のスクリーンショットを取り、黒板に貼り付けて手書きで補足したり、書画カメラの機能と合わせて利用したりと、PCと電子黒板の機能を双方向に利用することが可能です。

これまでの授業の場合、黒板と書画カメラ、PCの連携がとりにくい場面があったかと思います。
今回紹介している「ミライタッチ」を利用すればそれぞれの作業を連動して行うことが可能になるため、ICT機器の連携に時間を取られず、授業の内容に集中して取り組む時間を増やすことができます。
また、本製品は Google サービスとの親和性も高いため、Chromebook としての利用だけでなく、外付けカメラを追加して会議ツールとして利用したり、Google フォームを画面に表示し、出席確認用のツールとしても活用できたりと、これまでの授業形態では想像できないような新しい授業の形を表現できるのではないかと思います。

製品に関する詳細は、ページ下部からご覧ください！

GIGAスクール構想により、子供たちが1人一台の端末を持つようになり、授業の形態も日々大きく変化し続けています。
日々進化していく教育現場において、Chromebook＋黒板の機能を持つ本製品は、授業の幅を大きく広げる一手になるのではないかと考えます。グーグル合同会社様の、教育業界に対する更なる革新的な取り組みに目が離せません！

ミライタッチ さつき株式会社
ChromeOS Flex

Chromebook、Google Meet、ChromeOS、Google スライド、Google ドキュメントはGoogle LLC の商標です。