学びの場に最適な端末
Chromebook は、学びの場で活用するために作られた端末です。低予算で導入可能でありながら、教育現場で必要な機能をすべて兼ね備えています。
すばやく起動し、バッテリーが長時間稼働するので授業での活用はもちろん、教室から自由に持ち出して、様々な場面で活用することができます。
日本の教育機関に最も選ばれているのが Chromebook です
GIGA スクール構想における、1人1台端末の整備において、全国の公立小中学校の 40% が ChromeOS™を搭載した
Chromebook を導入しています。また、IT 教育の先進国であるアメリカでも Chromebook は圧倒的なシェアを誇ります。
コラボレーションから生まれる「新しい学び」と「校務 DX」
Google Workspace for Education は、教育機関向けに設計されたクラウドベースのプラットフォームです。
オンライン上で、子どもたちや先生の新たなコラボレーションを生み、教育現場に最適なツールで子どもたちの学びと先生の校務をサポートします。
クラスの学習管理と遠隔授業をサポートする Google Classroom をはじめとする、より主体的な授業や校務の効率化に役立つ多彩なツールが包括されています。
Chromebook をシンプルかつ安全に管理
Chrome Education Upgrade は Chromebook 端末の管理や制御を遠隔で行うことができるソリューションです。
管理者向けの管理アプリである Google 管理コンソールから一元管理が可能です。
ログインするユーザごとに設定を行ったり、端末単位で柔軟に設定を組み合わせることができるので Chromebook をより安全に運用することができます。また、効率的な管理により管理者の運用コストを大幅に削減することができます。
Google Workspace for Education で教育現場に変革を
「主体的・対話的で深い学び」「インタラクティブなオンライン授業」「アイデアや思考の可視化」など、これからの時代を生きる子どもたちに必要な学習体験を創造することができます。
また、学びだけではなく先生の校務負担を削減するためのツールや、活用方法は盛りだくさん。
Google Workspace for Education で教育現場に変革をもたらしましょう。
教育現場に最適な 3 つの特徴
様々なツールでより充実した教育環境を実現
子どもたちの主体的・対話的で深い学びを実現
先生の校務を効率化
子どもたちの学習をオンラインで管理
Google Classroom は子どもたちへの必要事項の周知やリマインドをオンラインで簡単に行うことができます。ほかにも、これまで紙で行っていた、課題やテストの配布・回収もすべてオンラインで行うことができます。
Google フォームを利用することで、アンケートや自動採点が可能なテストをオンライン上で簡単に作成することができます。また、回答結果がグラフで即時に反映されるので、「どのような意見が多いのか」「子どもたちのつまずきポイント」などを瞬時に把握することができます。
より対話的な協働学習を実現
オンライン上のホワイトボードである Google Jamboard を利用することでグループワークでの付箋を使ったアイデア出しや思考の整理などを気軽に行うことができます。
Google ドキュメントや Google スライド、Google スプレッドシートを活用することで、子どもたちの授業中の意見交換や、
グループごとにコミュニケーションをとりながら発表資料を協働でまとめることも可能です。
※Jamboard: 2024年9月30日を以て、いずれのプラットフォームでも新規の Jam の作成や既存の Jam の編集ができなくなります。
Jam ファイルを引き続きバックアップしていただける期間として、2024年10月1日~12月31日は Jamboard アプリが「表示専用」モードとなり、2024年12月31日以降は、完全にご利用いただけなくなります。
詳しくは Googleサポート‐Jamboardヘルプ のGoogle Jamboard の提供終了についてをご確認ください。
コミュニケーション ツールで先生同士の繋がりを強化
Google Chat を活用すれば、より気軽に先生間でメッセージのやり取りを行うことができます。スペース機能を活用することで、校務分掌での連絡などオンライン上でスムーズに行うことができ、チームの繋がりをより強化します。
Google Meet を活用すれば、離れた場所でも気軽にオンライン会議を開始することができます。画面共有機能で資料を見せながら会議を進行することで、会議のために人数分資料を印刷する必要がなくなり、学校のペーパーレス化をより促進します。
先生のタスクやメモを効率的に管理
Google カレンダーは、スケジュールをオンライン上で管理することができます。自分のスケジュール管理はもちろん、ほかの先生のスケジュールも確認することができるため、打ち合わせや会議の効率的な調整が可能です。
メモツールである Google Keep を利用することで、準備物やタスクなどのメモをデジタルで残すことができます。さらに検索機能によって過去のメモもすぐに見つけ出せるので、整理や管理の手間を省くことができます。
より高度な機能で、教育環境を次のステップへ
Google Workspace for Education は、教育機関で無償でご利用いただける Education Fundamentals 以外にも、高度な機能を備えたよりプレミアムな 3 つのエディションを提供しています。より高いセキュリティのもと充実した学習環境を実現することができます。
オンラインでも対話的な授業を実現
Google Meet のより高度な機能を利用することができます。例えば、ブレイクアウト ルームを活用することで、オンライン授業であっても簡単にグループワークを取り入れることができます。
オンライン授業の様子を録画することで、子どもたちの授業の振り返りや、参加できなかった子どもたちへのサポートとして活用することができます。
より高度なセキュリティで安全なクラウド環境を実現
セキュリティ センターを活用することで、よりプロアクティブにセキュリティの脅威をいち早く検知し、原因を特定した上で対処を実行することができます。
Google ドライブ上のデータをメタデータで管理をすることができるので、Google ドライブ上に保存されている重要なデータを分類することができます。また、個人情報を含むような重要なデータの外部漏洩を防ぐこともできます。
「教育データの活用」に向けてログを分析
追加のストレージ容量が活用を後押し
「教育データの活用」は、より個別最適化された学びを後押しするものとして、注目度の高いワードです。 教育現場の日々の活用で生まれる Google Workspace for Education の膨大なログを Google Cloud で提供される BigQuery に出力することができます。
蓄積したデータを Looker Studio などの分析ツールでダッシュボードとして可視化することで、より「教育データの活用」を後押しします。
Teaching and Learning Upgrade と Education Plus のエディションでは、エディション共通のストレージ容量である 100TB に加えて、購入するライセンス数に応じた追加ストレージの利用ができます。
エディション | 追加ストレージ |
---|---|
Teaching and Learning Upgrade | 1ライセンスあたり 100GB |
Education Plus | 1ライセンスあたり 20GB |
エディションごとの機能を比較
※横にスクロールできます
Teaching and Learning Upgrade | Education Standard | Education Plus | ||
---|---|---|---|---|
セキュリティと管理 | コンテキスト アウェア アクセス | ー | ✓ | ✓ |
セキュリティ ダッシュボード | ✓ | ✓ | ||
セキュリティ調査ツール | ✓ | ✓ | ||
セキュリティの状況 | ✓ | ✓ | ||
対象グループ | ✓ | ✓ | ||
セキュリティ サンドボックス | ✓ | ✓ | ||
動的グループ | ✓ | ✓ | ||
エンタープライズ エンドポイント管理 | ✓ | ✓ | ||
Google ドライブ | ラベル | ✓ | ✓ | |
承認 | ー | ✓ | ||
信頼ルール | ✓ | ✓ | ||
検索 | Google Cloud Search™ | ー | ✓ | |
ログの分析 | BigQuery でのログの分析 | ✓ | ✓ | |
Google Meet | 最大参加人数 | 250人 | 100人 | 500人 |
ブレイクアウト ルーム | ✓ | ー | ✓ | |
ライブ ストリーミング | 10,000人 | 100,000人 | ||
録画 | ✓ | ✓ | ||
ノイズ キャンセル | ✓ | ✓ | ||
Q&A | ✓ | ✓ | ||
アンケート | ✓ | ✓ | ||
出席レポート | ✓ | ✓ | ||
Google Classroom | 独自性レポート | 無制限 | 5件 | 無制限 |
校内での類似レポートとの照合 | ✓ | ー | ✓ | |
サードパーティ製アプリのアドオン | ✓ | ✓ | ||
ストレージ | クラウド ストレージの追加 | 100GB / 1 ユーザー |
20GB / 1 ユーザー |
|
サポート | サービス スペシャリスト チームのサポート | ー | ✓ |
ライセンスの詳細
エディション | 最小購入要件 | 年間費用/ 1ライセンス |
---|---|---|
Teaching and Learning Upgrade | 契約数において指定はなく、何ライセンスからでも契約が可能です。 教職員や会議の主催者に必要なライセンス数の契約が可能です。 |
5,760円 |
Google Workspace for Education Standard | 組織全体の児童生徒数の総在籍者数以上のライセンス数の契約が必要です。 また、児童生徒用ライセンス4つにつき、教職員用ライセンスが1つ無料で提供されます。 例えば、100名の児童生徒用ライセンスを契約した場合、25名分の教職員用ライセンスを無料でご利用いただくことができます。 |
360円 |
Google Workspace for Education Plus | 600円 |
Chrome Education Upgrade でシンプルで適切な端末管理を実現
文部科学省が策定した「教育情報セキュリティポリシーに関するガイドライン」でも MDM の必要性について記載されています。
Chrome Education Upgrade を利用することで、Chromebook™の端末設定や、遠隔制御、セキュリティ対策、トラブルの対応などを
Google 管理コンソールから簡単に行うことができます。また、設定のために子どもたちから Chromebook を回収する必要はなく、一括での遠隔管理が可能です。
柔軟な制御で最適な環境を構築
Chrome Education Upgrade によって、Chromebook にログインするユーザーごとに設定を変更することができ、さらに端末単位でのポリシーの付与もできます。
例えば、子どもたちが利用する Chromebook は安全かつ学びのために端末を活用できるようなポリシーを設定し、先生が利用する Chromebook は子どもたちのポリシーとは違った、より校務を前提とした最適なポリシーを設定することができます。
子どもたちの安全かつ適切な端末活用のために
子どもたちの学習環境に適した端末制御を管理者で行うことができます。例えば、子どもたちのプライベート アカウントでの利用を防ぐためにログインできるドメインを学校のドメインのみに制限することができます。
ほかにも、なりすましなどのトラブル防止のために、離席時に一定時間が経過した場合には、パスワードの入力を強制することも可能です。
端末の紛失や盗難時には管理者で遠隔ロック
子どもたちが Chromebook を紛失した場合、該当の端末に対して第三者での不正利用を防ぐために、少しでも早く、管理者での遠隔対処が必要です。
Chrome Education Upgrade により、管理者が遠隔から Chromebook をロックすることができます。無事に端末が見つかったら、端末を再度有効にすることで再度ログインができる状態に戻すことができます。
ほかにも、設定項目は数 100 種類にも及びます
ライセンスの価格
エディション名 | 標準価格(買い切り) |
---|---|
Chrome Education Upgrade | 4,200 円 |