単元について
単元の概要 | 単元のねらい | |
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学年・教科 | 小学校6年 社会科 |
世界の中の日本の役割について、日本の国際交流の様子や国際協力の活動 など、青年海外協力隊やNGO、ユニセフや国際紛争、環境問題への働きかけを中心に、資料や地図などを活用して調べる中で、外国の人々とともに生きていくためには、異なる文化や習慣を理解し合うことが大切であることを知る。また世界平和の大切さやその実現において、日本が重要な役割を果たしていることなど、世界における日本の役割について、広い視野から考えることができるようにする。 |
単元名 | 世界の未来と日本の役割 | |
主に活用したICT機器等 | プロジェクター タブレットPC インタラクティブホワイトボード |
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主に活用したアプリケーション等 |
学習探検ナビ(通称:マナビー) |
授業実践事例
●授業の目標
青年海外協力隊の具体的な活動の様子、願いについて読み取り、海外で活躍する日本人の願いについて考えることができる。
授業の流れ | 指導のポイント(ICT活用ポイント含む) | |
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導入7分 |
1.前時までの学習をふりかえる 「青年海外協力隊の人々はどのような願いをもって活動しているのかを考えよう」 |
フラッシュ型教材(自作)を使い、青年海外協力隊の概要説明から協力隊の「願い」に焦点化させ、めあてにつなげる |
展開① 20分 |
1.青年海外協力隊の具体的な活動の様子、願いについて調べる
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!学習探検ナビ活用ポイント! (1) 教師があらかじめ学習探検ナビのデジタルコンテンツを課題別に4種(動画)選択し児童に割り振り、個々にヘッドフォンで視聴させる 個人調べから、課題別のグループで意見交換後、通常の授業における学習グループに戻り報告 !コラボノート®活用ポイント! (1) 各学習グループの共通点について考えた結果を紙にまとめ、コラボノート®に書き込ませる (2) 各学習グループのコラボノート®への書き込みをもとに、本時のねらい“隊員の共通の願い”へと話し合いを焦点化させる
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展開② 10分 | グループ学習の内容を共有する ○各学習グループでの話し合い結果を全体で共有 |
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まとめ8分 | 1.隊員経験のある教師の話を聞く 2.本時のふりかえりを行う |
身近な人の実体験と、自分たちの考えた隊員の願いをひもづけて考える 意図的に数名の児童を選び授業の感想を発表させ、ポイントをまとめる |
!学習探検ナビ活用ポイント(1)
視覚・聴覚に訴える動画を活用し、児童の興味・関心を高める!
自分たちとは遠い存在であると感じがちな隊員の活動の様子も、手元の動画で表情など細かい点まで観察し、音声を通して確認することで、文字だけでは分かりにくい内容について理解し、隊員たちの想いや願いへの興味・関心を高めます。一人一台の環境で、ヘッドフォンをつかっての個別学習は、集中力も高めます。
!コラボノート®活用ポイント(1)
「話し合いで思考を深め、シンプルに伝える」の2段階で、学びのステップアップを実感する!
課題別グループで交換した多様な意見を比較しながら話し合う中で、個で深めた理解を整理、その結果をわかりやすく伝えることを意識しながら、他の課題を担当した児童と交流し、グループとしての考えをコラボノート®にまとめる、という2段階のステップを通して、児童自身が多様な視点を獲得し、理解が深まるプロセスを実感することができます。
!コラボノート®活用ポイント(2)
学びの成果を全体共有し、クラスとしての達成感を醸成する!
各グループで考えた内容を全体として共有、可視化することにより、クラス全体の学習内容に関する到達度を確認できます。
また、各グル―プ間での意見の違いや共通点が探しやすくなることから、発展的な理解を導くことができます。
実践授業で活用した製品情報
「学習探検ナビ」(愛称:マナビー)は「児童生徒 の学力向上をトータルで考える」をコンセプトに、小・中学校併せて2,000を超えるデジタル教材を提供しています!
豊富なデジタル教材(シミュレーション、動画、ゲームなど)を、学習活動の目的や教科単元のねらいに合わせて使い分けることができます。
開発・販売元:株式会社ベネッセコーポレーション
子どもたちの思考を深め、「学びあい」を支援するネッワークソフトウェア「コラボノート®」
学習内容を協働で整理し、表現し、共有することによる「活用型学力「探求型学力」の育成を目指した、協働学習支援ソフトウェアです。※Webブラウザだけで動作、タブレット(iPad、Android等)にも対応しています。
開発・販売元:株式会社ジェイアール四国コミュニケーションウェア