学年主任わか子がゆく 教えて!ICTのA to Z SEASON.2
前作「新米教員わか子がゆく」では、教員3年目だったわか子先生。
そのわか子先生が10年目の学年主任となって帰ってきました!
一度の異動を経験し、新しい学校でもICT担当に任命されたけど、プログラミングや英語教育、どのように進めればよいのか・・・
今シーズンも賑やかなメンバーと一緒に一つずつ疑問を解決していきます!
登場人物紹介
わか子先生:小学校教諭10年目。異動を経て、今では4年生の担任並びに学年主任となる。前任校での経験を活かしICT担当に。同じ4年生を受け持ち新人教師であるしんじ先生の読めない行動に毎日手を焼いている。
はやお先生(としおの双子の兄):小学校教諭30年のベテラン。わか子が前任校でお世話になったベテラン教諭としお先生の双子の兄である。としおと同じく趣味はコンピュータ。わか子の良き相談相手であるが、時々のんびりしすぎて、わか子に怒られることも。
しんじ先生:小学校教諭3年目。わか子と同じ4年生を受け持つ。やる気満々で新しいことにもどんどん取り組むのはいいが、時に熱くなりすぎて、空気読めないところもあり。わか子に注意されても、聞き流すのが上手。
校長先生:わか子の経験を買って、ICT担当に指名した張本人。コンピュータやICTには疎いが、最近、何か自分も始めなければとスマートフォンを買った。妻とLINEができるようになって以前よりも夫婦円満に。
目次
第1回「必修化に教科化。新学習指導要領を実践するのに必要な英語教材とは?」
「新米教員わか子がゆく」では、教員3年目だったわか子。そのときは“若いから”という理由でICT担当に任命されましたが、ベテラン教員としお先生のサポートもあり、タブレット導入に向けて知見を広げていきました。
あれから7年が過ぎて、教員10年目を迎えたわか子。としお先生とも離れ、新しい学校に異動しました。ところが、そこにはなんと、としお先生の双子の兄・はやお先生がいたのです!
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第2回「どうする?教えて!プログラミングの授業。なにをしたらいいかわからない!」
今、わか子を一番悩ませているのは、新学習指導要領から実施されるプログラミング教育。実はわか子、プログラミングなんて今までやったこともなければ、コンピュータも得意ではないのです。となりのクラスの新米教員しんじ先生は、“プログラミングなんて面白そう!”とワクワクしている様子ですが、わか子は不安だらけ。にもかかわらず、校長先生からプログラミングの教材研究を頼まれてしまったのです。
どうする、わか子?
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第3回「授業と校務で、教師のICT活用を高めよう!」
今後は授業でもタブレットやコンピュータを活用する機会が増えることでしょう。しかし、正直なところ、学校現場においてはICT機器を活用するどころか、触ったことがない教師も多くいます。わか子先生の学校もそうです。タブレットは配備されているものの、使う教師は限られているようなのです。
そんな状況を察してか、校長先生がしんじ先生を呼び出したようで・・・?
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第4回「ICT機器の使い方 ~児童生徒用タブレット活用編~」
校長先生から教師のタブレット利用を高めるべく、授業での活用法について校内研修会を開くように依頼された前回のわか子先生としんじ先生。二人はICT担当として、ベテラン教師のはやお先生にアドバイスをもらいながら、どのような内容の校内研修会が良いのか、アイデアを出し合いながら話し合いました。そんな中、新米教師のしんじ先生は「もっとICTを活用しなければ」という想いが強くなり、タブレットを使うことに一生懸命な授業をしてしまいます。
その様子を見たわか子先生は、新米教師のしんじ先生に話しかけました。
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第5回「ICTはツールだからこそ、授業デザインが肝心!教員研修で授業力を磨こう!」
新米教師のしんじ先生は、もともとスマートフォンやタブレットなどのデジタルデバイスが大好きなせいか、わか子以上に授業でも積極的にICTを取り入れています。そんなある日、ベテラン教員のはやお先生は、しんじ先生がどのように授業でタブレットを活用しているのかを見学しました。そして、しんじ先生の授業を見学したあと、わか子にこういったのです。
「しんじ先生は、ICTを使う前に授業デザインをもう少し勉強したほうがいいかもしれないね」。わか子、さてどうする?
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第6回「新学期にむけて。初日からICTを活用して、楽しいクラスをめざそう」
ここまで英語教育やプログラミング教育、タブレットを活用した授業など、さまざまなICT活用について取り組んできた2人ですが、最終回は新学期に向けて、初日から使えるICT活用を考えます。新学期、新しいクラスに、新しい担任。子どもたちも教師も、新たな出発を迎えます。そんな時期だからこそ、タブレットを活用して表現豊かにコミュニケーションを深めるのはどうでしょう。
新米教師のしんじ先生なんて、早速、何か面白いことをやり始めたようですよ。
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