【世界初】次世代技術者の育成を目指すロボット学習教材

「DIS わぁるど in 姫路 視察レポート」第四弾では、
ご当地パートナーである株式会社日本ビジネスデータープロセシングセンター様の製品をご紹介します。

今回は、「IoTセンサーソリューション・AIロボット」をテーマにご出展いただきました。

今回は、AIロボット技術者育成用のROSロボット学習教材『TOMOT-Aro1』をご紹介いただきました。
これからの時代に必要となるAI・ロボット人材を育成するためのロボット学習教材についてご紹介します!

ロボット教育を後押しするロボット教材『TOMOT-Aro1』

展示ブースでは、『TOMOT-Aro1』(左)とニューモデル『TOMOT-Aro2』(右)の実機を使い、
ChatGPTを活用したAI雑談トーク形式でのデモンストレーションが行われていました。

壁面の大型ディスプレイでは、各ロボットの動作、会話内容、音声出力など、
AIを活用した雑談トークショーがどのように成立しているのか、指示プログラムが表示されており
動作のロジックを確認することができます。

なぜ、ロボット教育が必要なのか?

ロボット教育の必要性を高めている社会課題の1つとして、少子高齢化が挙げられます。
少子高齢化の深刻化による労働力不足が予測されているため、これからの社会ではAIやロボットなどの
最新技術を効果的に活用すること、そしてそれを活用できる人材が必要です。

一方で、AI・ロボティクス産業においての担い手となる技術者不足についても問題視されています。
つまり、AI/ロボットを活用する人材を増やすためのロボット教育が重要視されつつあります。

今回ご紹介する『TOMOT-Aro1』は、AI・ロボット人材育成にどのように役立つ教材なのでしょうか。

ロボット教育を後押しする学習教材『TOMOT-Aro1』




このロボット教材の最大の特長は、
ROS(ロス)が学べる世界で初めての学習教材であるという点です。
世界標準の知識や技術が自然と身につくように開発され、自由度の高いソフトウェア環境を備えている点が本製品の特長です。


ROSとは、Robot Operating Systemというロボティクス業界で最も広範に使用されているロボット制御用ミドルウェアのことで、将来的に多くの分野でROSが導入されるようになると囁かれており、ロボット制御の世界標準を確実視されている次世代ロボット制御技術です。

4つのLで、これからの時代の要請に応える教材


『TOMOT-Aro1』のは、4つの“L”の特長によって質の高いロボット教育を実現していきます。


①Lerading up~世界標準技術~

 業界標準や世界標準となっている技術環境に合わせて設計開発


②Less setting~環境構築済み~

 全て環境構築済みで、授業用テキストとして完全対応の教科書まで提供


③Less time~短い習得時間~

 専用教科書で手順通りに学べば短時間で習得可能


④Low cost,High quality~低価格・高品質~

 相場価格の3分の1程度を実現したことで人型ロボットでの教育の普及を加速


つまり、このロボット教材は、日本が抱える社会問題の根本的解決を目指した、「世界標準化ロボット工学学習プラットフォーム」といえます。


どのような人材を育成するか

このロボットは、世界標準技術を学ぶことのできる学習教材であり、ロボットの組み立て方法を学ぶものではありません。

専用教科書に沿った学習を通して、俯瞰的にロボットの構造や仕組み、Linuxコマンドの基本操作、Pythonプログラミングの基礎、ROS制御開発の基礎といったロボット制御に必要な要素技術を学習することができます。

今回、ご紹介いただいた3Dシミュレーターは無償なだけでなく、ブラウザとインターネット環境さえあれば利用でき、
可動域を半透明やワイヤーフレームで表示できます。
つまり、ロボットの制御画面を通して、指示する内容を細かく確認でき、緻密な制御ができます!

このROSロボット学習教材「TOMOT-Aro1」で世界標準技術を習得することにより、世界レベルで活躍する技術者を育成することができるのです。

~DIS 取材班より~

プログラミング学習は、今や小学校教育から始まる時代になりました。

そのような時代が進む中、今回ご紹介した株式会社日本ビジネスデータープロセシングセンター様の『TOMOT-Aro1』の教材を使うことによって、プログラミング言語「Python」や、親和性の高い機会学習・深層学習といったAIにも触れ合いながら、世界基準の知識技能が身に付ける環境構築が可能となります。

これからの社会を支える子供たちの人材価値を高めていくための、質の高い教育を行える学習教材である本製品を通じ、
今後さらなる『TOMOT教材シリーズ』の活躍と発展、ならびに本製品の学びから世界で活躍する人材に期待が膨らみます!!

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