生まれ変わる新たな情報発信ツール
「DIS わぁるど in 姫路 視察レポート」第三弾では、次世代を見据えた環境にやさしい製品を生み出し続けるシャープマーケティングジャパン株式会社様の製品をご紹介します。
今回は、「持続可能な未来へつなぐ、シャープのデジタルイメージング&教育ソリューション」をテーマにご出展いただきました。
出展ソリューションとして、消費電力0Wで常時表示を実現する電子ペーパーディスプレイ『ePoster(イーポスター)』を取材させていただきました。
街中や施設など、至る所で紙のポスターやPOPを見かけることが多いですが、
今回ご紹介する『ePoster』によって、情報発信にどのような変化が起こるのか、また環境や社会に対してどのようなメリットがあるのか早速見ていきましょう!
3つの“e”
電子ペーパーディスプレイ『ePoster』の特長は、ecology(環境配慮)、easy(簡単)、empower(管理)の3つの“e”で構成されています。
① ecology(環境配慮)
バックライトがなく、紙のような見やすさの視認性がある上、消費電力0W*¹で常時表示を実現しました。
本体キャビネットのプラスチック材の30%で再生材料を使用*²しています。
また、梱包緩衝材にも大幅に再生材を使用し、環境配慮に貢献しています。
*¹表示の書き換え、オートモード及び、e-signage S運用の場合は、電源接続が必要です。
*²25.3型、13.3型のみ
② easy(簡単)
液晶ディスプレイに比べ、薄型で軽量の設計です。
電源ケーブルの配線は不要で、どこでも手軽で自由な設置が可能です。
③ empower(管理)
表示内容の書き換えは、USBメモリ、パソコン、スマートフォンの3通りです。
配信ソフトe-Signage S(別売り)と連携させることで、表示コンテンツを遠隔で管理することができます。
コンテンツ配信ソフト『e-Signage S』では、表示コンテンツの作成や、ネットワーク経由で表示内容を更新することができます。
登録したスケジュールに従った画像の書き換え、表示状態の監視など、一連の運用・管理を実現できます。
※モデルにより、書き換え方法が異なります。7.3型はe-Signage S非対応です。
ニーズに合わせたサイズ展開
では、『ePoster』の実物サイズを見ていきましょう!
左が、カラーモデル(25.3型)、右がモノクロモデル(42型)です。
手持ちのサイズ展開も見ていきましょう。
左が、4色両面モデル(7.3型)、右がカラーモデル(13.3型)です。
7.3型の4色モデル(左)は、一番小さいサイズで、
商品棚や卓上など自由な設置性のあるモデルとして注目が集まっています!
教育機関への導入は?
教育機関への導入についてご意見を伺いました。
例えば、食堂での日替わりメニュー表示、図書室の月々のイベント告知など
定期的な表示の書き換えが必要な情報発信の場合に適しているとのことです。
さらに本製品は、場所を問わず電源なしで表示ができるという特色を活かし、
地域の緊急避難所として使用される学校施設などで、電力供給が困難になった場合の情報発信時に活用いただけるのではないかというご提案もいただきました。
カーボンニュートラルに貢献する
3つの“e”の特長を備えた『ePoster』を見てきましたが、この情報発信の仕方が大きく変わろうとしています。
表示内容を半永久的に表示保持できるデジタルサイネージと、場所を問わない設置性を実現できたことにより、印刷紙等の資源、コスト、作業時間、CO2などの削減に繋がることがわかります。
つまり、従来の手法を見直して生まれた『ePoster』は、技術を応用することで有限な資源を守り、持続可能な世界づくりに貢献していきます。
製品に関する詳細は、ページ下部からご覧ください!
~DIS 取材班より~
潜在的な社会課題を発見し、解決することは大変難しいことですが、
まさにこの製品が、解決する手立ての1つではないでしょうか。
『ePoster』は地球環境に対する負荷の軽減をしながら、社会課題を解決する製品だと感じることができました。
シャープマーケティングジャパン株式会社様の、持続可能でよりよい世界に貢献する数々の製品に期待が高まります!