提案ノウハウ

導入フェーズ教育ICT定着期

教育タブレット+研修サービスのセット提案が「今」求められている理由

2019.08.08

ICT教育の「格差問題」が叫ばれる昨今。このような格差を是正するために、多くの自治体がICT教育水準を高めようと教育タブレットPCの導入をすすめる動きが加速しています。そんな状況下で販売店に求められる提案の形をご紹介します。

知っておきたい「ICT教育水準格差是正」

求められる地域間のICT教育水準格差是正

今年の6月に文部科学省が発表した「新時代の学びを支える先端技術活用推進方策(最終まとめ)は、ICT教育を基盤として、「個々人に最適化された学びの実現」にむけ、ICTを活用する意義と課題について言及されています。 ここでは、小中学校でのICT活用が現在直面している大きな課題が、喫緊に解決しなければならないこととなりました。それは、「教育タブレットを整備して先進的な活用に取り組む自治体がある一方、未だに実物投影機すらない自治体が存在」しているということです。この格差を解消しない限り、「個々人に最適化された学びの実現」に向けたICT活用の実現はできません。この格差を解消するために、販売店もICT活用が遅れている自治体、学校に向け、教員のICT活用指導力を向上させていく提案が必要になってきています。
これまで文部科学省は、教育タブレットを用いた先進的なICT活用実証研究等を行い、ICT教育をリードする先進的な取り組みに力を入れていましたが、今はICT活用が遅れている自治体の底上げに目を向けていると言え、ICT活用は新たな局面を迎えています。そんな状況下で、学校・教育委員会は販売店に対し、のような提案を望んでいるのでしょうか。実際に導入を推進する担当者が悩んでいる現状の課題から紐解きます。

ICT機器だけ導入しても活用が進まない教育現場

トップダウンで導入が進む「タブレット導入」

地域間・学校間のICT教育水準格差是正の取り組みとして、学校・各自治体がまず取り組まなければいけないことが「 ICT教育環境整備」となります。そこで、予算が多く割り当てられている学校、自治体の場合は、一気に環境整備からツールの導入まで行うことができますが、多くの場合、中長期計画をたてながら徐々に進めていきます。ある自治体では「とにかくまず新しいICTツールを導入しよう」と即断即決、いわゆるトップダウンによる導入もあります。自治体の教育ICT施策が大きく動くのはトップダウン型が多いのです。しかしその結果のよしあしは、実際に現場で活用する教員の力に依存しているのが現状です。

ICT教育格差の種類

では、具体的にどんな格差が生じているのでしょうか。第一に、整備の格差が存在します。
授業でのICT活用で学力向上などの効果を得るには、日常的にICTを使える環境整備が不可欠なのは言うまでもありませんが、この環境整備が遅れている自治体が未だに多く存在します。今や教育タブレットの活用に注目が集まっている時代だというのに、実物投影機すら十分に導入されていない自治体が、これほどあるのです。

「実用イメージがつかないから活用できない」というハードル

実際、教育タブレットを導入された学校では、どのタイミングでICT機器を活用すればよいのか分からず、教材研究、指導案に時間がかかり、結局いつも行っている黒板と教科書の授業に戻る。といったケースが多いです。この導入障壁に自治体は頭を悩ましているのが現状です。得意不得意があっても、教員がICTを活用しない限り、そのメリットは子どもたちにも届きませんし、販売店にとっては、販売台数が伸びず売り上げアップにつながりません。

活用支援を視野にいれた「組み合わせ」提案が求められている

そこで販売店は、タブレットを売る際に、現場の環境に合わせた教育タブレットの選定と、教員のICTスキルをみにつけられる教育タブレット活用法のセットで提案する必要があります。教員にICTを活用した指導のスキルを身に着けるため、授業そのものはもちろん、情報モラルの指導力や授業以外の校務へのICT活用スキルも重要です。教員の教育ICTに対するモチベーションが生徒への授業の質に大きくかかわるため、教員のICTスキルの差は重要な問題として捉えている学校・自治体が多く、汎用性が高い教育タブレットと実践研修のセットで提案をしてくれる販売店が求められています。

教育現場環境に合わせた教育タブレットの提案

学校でも、小学校、中学校、高等学校、特別支援学校など、校種によって活用するタブレットの選定ポイントが違いますし、すでに利用しているOS次第で必要とされる教育タブレットは異なるでしょう。
そこで販売店は特に下記の5つのポイントを起点に教育タブレットを提案する必要があります。

1 価格の手軽さ
2 起動の速さ
3 安心万全なセキュリティ
4 メンテナンスのしやすさ
5 持ち運びのしやすさ・軽量感

ICT機器・ソフトウェアの操作研修の提供

これはタブレット端末やアプリケーションなどの基本操作など、ICTを活用した指導を行うために必要とされる基本的な使い方を習得する部分です。スマートフォンが普及したといっても、まだまだICT機器に不慣れな人は多いです。ICTに関して苦手意識のある先生が非常に多いので、ここで教育ICTの基礎的な操作方法を学ぶ必要があります。研修において自ら経験していただき、活用に対する的なハードルを下げることが可能です。

授業デザイン力の向上を目指した研修の提供

特にICT導入に関し現場の教員の関心が高い「アクティブ・ラーニング」。これを効果的に実践するための手段として期待されているのがタブレットです。しかしどの様にしてうまくタブレットを活用すべきなのか、熱心な教員は様々な研修や講演会に参加し教材研究をしますが、ほとんどの教員は、日々の業務で手一杯のため、調べ尽くすことは難しいです。そのため教員間のICT教育スキルの格差がうまれてしまい、導入をすすめる自治体や学校法人が課題に感じている部分となります。そこで販売店はアクティブ・ラーニングの実現を目指した授業をデザインしていくための研修「アクティブ・ラーニングを実現する授業デザイン研修」を提案することで、タブレットの活用を促し、教員間のICT教育スキルの格差を是正する一助となることができます。教育現場で教育タブレットPCは、「使用環境が十分でなくても導入したい」と思われるほどニーズは高まっています。そこで販売店はいかに「実用をイメージできる研修」とセットで提案できるかによって、その後の売上が大きく変わってくるでしょう。

そこでダイワボウ情報システムでは、学校の環境に合わせた「タブレットの選定ポイント」や「ICTをどのように授業に取り入れるか、授業デザインを学べる研修」に力を入れています。タブレットの活用促進をさせ売上をアップさせたいとお考えの販売店様は、ぜひ一度ご相談ください 。

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