提案ノウハウ

導入フェーズ教育ICT未導入期

教育委員会に感謝される/感謝されない、教育ICT販売店の違いとは

2019.06.26

ICT教育推進が叫ばれる昨今、ICT教材を扱う民間企業は多くなってきています。そのような状況の中、いかにして教育委員会、情報教育推進担当者に「選ばれる」会社になるか。本記事では、実際に販売店と接点をもつ導入推進を進める教育委員会・情報教育担当者のお話をもとに、「学校に感謝される販売店の例」と「学校に感謝されない販売店」を比較し、導入まで踏み切るポイントは何か、事例を交えてご紹介します。

教育委員会・先生に「敬遠される」販売店の例

ICT機器の環境が整っている学校は、具体的に便利な最新ツールを積極的に検討・導入をします。
しかし全体的に導入の過渡期である現在、多くの地方自治体や情報教育推進担当者は、導入を検討する前に、販売店の紹介・プレゼンをうけ導入を検討するか否かを検討します。

そこで起きた事例をご紹介します。

決裁権を持っている学校教育課と、各学校から情報教育推進を担当する先生たちが集められ、商品紹介の機会が設けられました。
事前に学校の先生たちへ「どんなツールが欲しいですか?」との質問をなげかけていたため、先生たちからの「生徒の思考を共有できるツールが欲しい」という要望に応えられるツールを紹介しました。
その場では「いいね!」「簡単に使えそう!」「これは効率的に授業がすすめられる!」という前向きな意見をいただき、手ごたえは抜群!しかし後日改めて訪問した際、どこからも導入に向けた交渉に進まず、案件化はしない…ということがありました。

そこで実際に、その場にいた先生に話しを伺ったところ、「製品自体は導入したいのだけれど、どう身につくのか、使ってみないと分からないし、そもそも利用できる環境がないから夢物語でおわってしまうのだよね」と話されていました。

教員の要望に応えるために最新の便利なツールを紹介しても、日常的に活用するイメージをも持たせられないと、導入には至らない現状が分かります。
学校教育課の教育ICT推進担当者様からは「必要なのは製品情報ではない」という声をよくお伺いします。

教育委員会・先生に「選ばれる・感謝される」販売店

では、実際に「選ばれている」販売店は前者と何が違うのでしょうか。

学校教育課で教育ICT推進担当者に話を伺ったところ、決め手は「多くの取扱商品の中から各学校に合わせ、1歩先の提案をしてくれる販売店さん」に依頼をするのだそうです。

「各学校の実態に合わせた現実的な1歩先の提案」が、導入をスムーズに進め、活用を促進させる鍵になるようです。

具体的に学校教育課・情報教育推進担当者が求める「学校の実状に合わせた現実的な1歩先の提案」とはどの様なものなのでしょうか。

教育委員会・情報教育推進担当者が求めている「1歩先の」提案とは

http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/zyouhou/detail/1407394.htm

(参考)全国の学校(普通教室)におけるICT環境整備のステップ(イメージ)

このICT環境整備のステップを示した目的は、教育現場においてICT機器が、学校・教員が使いやすいものにするため、地方公共団体や学校のICT環境の実態を踏まえつつ、地方公共団体や学校が、段階的に目標を設定し、教育のICT活用に取り組める支援が必要であることから、以上の4ステージに分け段階的に整備を進めるイメージを提示しています。

具体的には、次期学習指導要領の実現に向け、普通教室においてはステージ3の、一人一台の可動式PC、無線LAN、電子黒板などの環境が必要であると指摘されています。

このステップをイメージし、各学校で現状はどの段階にいるのかを把握した上でのICT導入・活用を見据えた提案が求められているのです。

導入ステップに合わせたICTトータルサポート

ICT機器の導入を勧める上で必ず念頭に置くべきなのは、教育現場でのICT活用は授業・学習と校務の両面で教員をサポートするものであり、学校、教員が使いやすいという視点に立って進めていく、ということです。

教育現場へのITやインターネット導入はもはや不可避な状況にあります。2020年次期学習指導要領に組み込まれているプログラミング教育において、ある先生は「機材がままならない学校は、来年から施行されるプログラミングをどう指導すればよいのか、情報機器ありきで進められているけれど、具体的な方法は結局現場の教員がそれぞれ考えてすすめていかなきゃいけないのが現状だね。」と仰っていました。

ダイワボウ情報システムでは、このような導入ステップに合わせた総合的なICTの導入提案をサポートしています。

販売代理店の皆様と連携させていただき、導入・設置支援、復旧障害、教員向け研修などの運用支援までワンストップでサポートできますので、ご是非お気軽にご質問・お問合せください。

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