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導入フェーズ教育ICT未導入期

教員の働き方改革で導入が加速
授業の準備時間が確保できるMicrosoft 365

2020.08.31

教員の長時間労働が問題になっている昨今。多くの教員が大量の校務に悩まされています。この多忙さは、ICT機器の活用を進められないことにも関係するのではないでしょうか。その点、Microsoft 365 Educationでは、校務と授業の両立が可能とされており、働き方改革の推進に寄与することが知られています。本記事では、実際の導入事例も踏まえて、問題解決のメリットを見ていきます。

校務に苛まれICT機器の活用が進まない現状

教育現場では、そもそも本業であるはずの授業準備の時間やICTを活用した授業を学ぶための時間が校務によって蝕まれています。そのため、タブレットを始めとしたICT機器を活用した授業の実施は難しいことが実情です。

教員の仕事と意識に関する調査では、教員の平日の仕事時間(学校と家)は約11時間半~12時間という結果に。中には、13時間以上働いている教員もいるため、日頃から長時間労働であることもわかります。

また、「普段の1週間(土日を含む)に、次のことをだいたい何時間くらい行っていますか。」という質問に対しては、事務業務が上位に挙げられました。授業の時間を除くと、授業の計画や準備、授業以外の子どもへの指導に次ぐ時間の長さです。そして、事務の時間は小学校で約7時間、中学校で約8時間、高校で約9時間にも上っています。学校段階によって仕事時間の内容は異なるものの、学校段階が上がるにつれて事務の時間が増えていることは、一つの特徴といえます。

さらに、悩みや不満に関する質問では、「校務分掌の仕事が負担である」という回答が4番目に挙がっています。こちらは高校・中学校・小学校の段階で増えていますが、どれも60〜70%と高い回答率です。

そして、最も多かった回答は、「授業の準備をする時間が足りない」というもの。校務や事務の負担を軽減し、時間短縮出来れば、本来使うべき業務に時間が確保できると考えられます。

このように見ていくと、校務が本来教員として使う時間を逼迫し、精神的なストレスになっている可能性は高いといえるでしょう。加えて、長時間労働が続く中ではICT機器の活用が進まないのも無理がありません。

Microsoft 365で校務と授業の両立を実現

Microsoft 365は、これらの課題をワンストップで解決できる可能性があります。前述で見てきた、悩みの種である校務や事務の負担を減らし、いかに授業を両立させるかという観点から、Microsoft 365のツールや教育ソリューションを見てみましょう。

校務の負担を大幅に軽減できるTeams for Education

Teams for Educationは、課題ファイルの作成・配布から、提出管理、採点や評価までの工程をすべて一元管理できるツールです。情報が一元化されることで検索性も向上。すべてのファイルやURLに直接アクセスしてスムーズに授業を進行できます。

また、チャット機能やOfficeファイルを駆使して協働的な学びを促すことができるため、移動時間や自宅など、校外にいる時間も有効に活用できます。Teamsをハブにすることで、採点や評価の負担を大幅に軽減し、多くの教員が頭を悩ませている校務の時間を短縮することが可能です。

Teamsの使い方を習得できる教員向けトレーニングコース

Teamsの良さを理解したとしても、いきなり運用を始めるのは難しいものです。そこでMicrosoft社では、GIGAスクール構想に対応するための教育ソリューションも提供しています。

この一つとして、Office 365やTeamsなどのツールを動画で学習できる仕組みがあります。教員向けの初級編では、Teams導入のHow toを会話形式のわかりやすい動画で解説。中級編は、教員への研修を行う方向けのトレーニングコース。研修トレーナーには、Teams をより深く理解してもらうために、詳細をドキュメントで学ぶ形式となっています。特に教員と児童生徒とのコミュニケーションや、課題と評価について重点的に触れられており、教員と研修トレーナーの双方にとって充実した内容になっています。

Microsoft 365で教員も満足できる教育環境の実現

続いて、ICT活用を指導する能力を持つ高校教員の割合を、2018年度の68.3%から2023年度までに80%に上げることを目標に掲げる山梨県教育委員会のMicrosoft 365の具体的な導入事例を紹介します。

山梨県教育委員会は、県立高校42校・特別支援学校の教職員約2,000人にSurface Book 2および、教育機関向けの Microsoft 365 Educationの最上位プランであるA5を活用することを決めました。採用の背景にあったのは、貸与しているPCやMicrosoft Officeの更新時期であったというハード面の事情。また、文部科学省のガイドラインなど、ここ最近の様々な動きを踏まえたソフト面も関係していました。

特にソフト面においては、従来オンプレミス型から最新のクラウド型への見直しを実施。Officeと高度なセキュリティ機能が含まれているMicrosoft 365 A5へと切り替えを行いました。これにより、文部科学省が出したガイドラインで示された、校務系をさらに「(機微情報を扱う)校務系」と「校務外部接続系」に分離するなど、より高度なセキュリティ対策を施すことが可能になっています。

さらに、コラボレーションツールのTeamsを利用すれば、会議を開かなくても情報共有が円滑に行うことが可能です。働き方改革につながり、ペーパーレス化の進展も期待できます。Microsoft 365は学習面だけでなく校務での教員の負担も軽減が可能であるといえるでしょう。

Microsoft365は校務と学習両軸でのサポートを実現

これまで見てきたように、ICT機器の活用を推進するためには、教員の働き方改革が不可欠です。しかし、限られた時間でその準備を行うことも難しいもの。だからこそ、校務と学習両軸での準備を推進することが求められます。その点、今回ご紹介したMicrosoft 365は、内包された数多くのツールが、校務と学習両軸でのサポートを可能にしており、課題のスムーズな解決が期待できます。

また、Microsoft 365を提案する際には機器の特徴捉えるだけでなく、継続したサポートが重要。ダイワボウ情報システムでは「Microsoft 365 Education」を活用した教育ICTの導入に関するビジネスをトータルでサポート可能です。教育現場が長年抱えていた課題を解決すべく、Microsoft 365の提案を検討してみてはいかがでしょうか。

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