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【コロナ休校】「学びの継続」にはMicrosoft 365が有効!?

2020.07.29

新型コロナウイルス感染拡大に伴い、全国で臨時休校措置が決定した2020年春。家庭学習に移行してからもオンライン授業開始に踏み切れず、プリント配布に留まる学校がほとんどでした。では、いつでもどこでも児童生徒が高い学習意欲をもって学ぶためにはどのような取り組みが必要なのでしょうか。Windows 10とMicrosoft 365が提供する3つのポイントをヒントに、教育現場が直面する課題解決の糸口を探りましょう。

9割以上がプリント配布措置!?教育現場の現実とは

2020年4月に開催された政府の未来投資会議では、初等中等教育の遠隔教育について、
その実施状況の調査結果(2019年3月実施)が公表されました。調査の対象は、全国1,815の自治体。この調査において、今後の遠隔教育実施の意向を示したのは全体の25.5%にとどまっています。

そして、今回の全国臨時休校措置を通して、児童生徒がいつでも、どこでも学べる環境構築の必要性が改めて浮き彫りになりました。言い換えれば、多くの教育現場が抱える問題が明らかになったともいえるでしょう。ではこうした中で、児童生徒と教員はどのような課題に直面していたのでしょうか。

突然のコロナ禍に直面した教員が抱える課題

勤務校で休校措置が取られているという300名以上の教員に対して小学館が実施したアンケートでは、休校中の学びに関する新たな課題が明らかになりました。各勤務校で実施されている学びのための措置を聞いたところ、全体の9割以上がプリント配布のみにとどまっていたのです。オンライン授業や動画配信といったツールも進化しているものの、まだまだ多くの公立小学校においてはデジタル化に向けた高いハードルが存在しているとわかります。

また、教員自身にとって不安を感じていたり、今後の課題と考えていたりすることについては、「各教科の未履修内容にどう対応するか」という回答が多く挙げられました。学校を再開しても圧倒的に時間が足りないとわかっている中で、今後どのように対応していくか言い知れぬ不安感が垣間見えます。

こうした教員の不安感とは別に、児童生徒との関係性での意見も挙げられています。それは、児童生徒との定期的なコミュニケーションが取れず、現状が把握できない点です。家庭内に不安を抱えている児童生徒やオンライン学習が出来ない環境の児童生徒がいたとしても、状況が見えなければ対応策も講じ得ません。今後どのように児童生徒の状況を把握していくかは非常に重要なポイントとなりそうです。

急な休校措置によってもたらされた児童生徒の課題

家庭で十分な学習指導ができない状況で顕著だったのが「児童生徒の学習意欲の低下」です。学力だけではなく、体力の低下や生活習慣の乱れなどの課題も挙げられるでしょう。

今回に関して言えば、普段の夏休みのような長期休暇と異なり、生活リズムの準備が出来ていなかったことも関係しているはずです。感染リスクへの懸念がある中、図書館などの公共施設や遊園地などの娯楽施設も休みでした。公園で遊ぶことでさえ、「新型コロナウイルスの感染拡大防止のために休校になっているのに外で遊ぶことはおかしい」との誤解が広がり、児童生徒たちの行動は大きく制約されることになっていたのです。

このように、児童生徒もストレスを溜め込む状況だったとわかります。しかし、学べる余裕を持つためには、健全なメンタルと体力が不可欠。今回の休校措置を機に、コロナウイルス収束後も、健やかに児童生徒が学べる環境を生み出すことが教育関係者の喫緊の課題といえるでしょう。

時・場所を問わず学べる環境を提案することが必要に

オンライン化が進まない学校が大半を占める一方で、4月からオンライン授業を取り入れている学校もあります。立命館小学校では、各教員が作成した授業動画とMicrosoft Teams(以下Teams)に児童生徒とのコミュニケーションを行なうなど、複数のツールを活用することで継続した学習支援を実現しました。

Windowsは一般企業にも広く普及が進んでいますが、それは教育現場でも同様といえます。事実、94%以上の教育機関でWindows OSが使用されています。そのため、Microsoft Office 365 Education(以下Microsoft 365)の導入のハードルが低く、緊急時においても即座に対応を進めることが可能とされています。

また、各種Officeソフトも兼ね揃えているため、表計算やワードプロセッサなどのソフトウェアの連携もとりやすくなっています。教員や児童生徒にとっても、慣れ親しんだ環境で学習が進められ、オンラインへの移行も実現しやすいことは導入に伴う最大のメリットといえるでしょう。

そして、継続した教育環境を創出するためには、タブレット等のICT機器活用を進め、選定と運用を行うことが大切です。特に、Windows10とMicrosoft 365を用いた教育支援には推進に欠かせない3つの特長があります。次から順番に見ていきましょう。

学習効果の最大化を図る教育環境の実現

まず1つ目に、教育環境として、いかに学習効果を最大化できるかという点です。足立学園中学校・高等学校では、中学校からWindowsデバイスの「1人1台持ち」を推進し、最先端のICT教育を実践しています。

また、今や多くの企業で、使われているWindows OSとOfficeソフト。学生の内にWindows や Office を使いこなせるようになれば、大学でのレポート作成などにも役立てられ、社会でも即戦力として重宝されます。このように、ただ学習の道具として使うのではなく、同時にICT スキルと、コンピューターリテラシーの習得も可能にすることで、大学や社会生活へのスムーズな移行も実現されます。

慣れ親しんだ環境で教員現場をサポート

2つ目は、日々の負担を増やさずに使えるかという点です。ICT環境の利用を開始するときに気になるのは、「ゼロから使い方を覚えないといけないのではないか」ということ。まったく新しいシステムを使いこなせるようになるために、多忙な業務を圧迫しないか、既存の資料を作り直す必要があるか、など不安はつきものです。しかし、Word、Excel、PowerPoint などの Office アプリケーションを同じような操作方法で使えるため、負荷なく新しい環境へ移行することが可能です。

安心安全のセキュリティ環境とサポート体制

3つ目は、教員にとって気になる、セキュリティが安心できるかという点です。児童生徒の連絡先や成績などの個人情報は、共有と引き継ぎがしやすくなるようにデータ化することが望まれます。同時に厳重なセキュリティ管理も不可欠でしょう。Microsoft 365は、文科省が策定したセキュリティガイドラインに準拠したクラウド環境でオンライン移行後も安心してデータを保護できます。

授業時間が限られるからこそ、ICT活用を進めるためには十分なサポート体制も重要です。そこでEnterprise Mobility + Security は、すべてのデバイスの一括管理を実現。その上、ユーザー認証、データの保護、デバイスやアプリの管理をクラウドで行い、校内のセキュリティリスクを軽減できます。

「学びの継続」がMicrosoft 365導入へのポイントに!

子どもたちがいつでもどこでも学べる環境は、単に端末を揃えることでは達成出来ません。それは、スタートに過ぎず、これまで見てきたような児童生徒の学び方、教員の教え方、学校での働き方、それぞれに効果を発揮することが求められます。

教育機関で慣れ親しまれてきたWindows端末を活用することで、教員のストレスも少なく活用を進めることが可能です。今回の問題意識をきっかけに、教育現場が直面する課題をまとめて解決するソリューションを検討してみてはいかがでしょうか。

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