提案ノウハウ

導入フェーズ教育ICT未導入期

アフターコロナ時代の新常識、
Microsoft 365で実現する学校の働き方改革とは

2020.06.15

2020年4月、緊急事態宣言が発令されて以降、多くの企業でリモートワークの導入が進みました。アフターコロナ時代には働き方の大変革も求められており、教育現場も例外ではありません。事実、新型コロナウイルス感染拡大は、ICT化で遅れをとる教育現場にも影響を与えています。こうした現状を踏まえ、本記事では、Microsoft 365 Educationで実現できる「教育現場の働き方改革」についてご紹介します。

緊急事態宣言中も通勤せざるを得ない教員

新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、緊急事態宣言が発令されたことで、多くの学校が休校となりました。一方、休校中も多くの教職員が通常通り通勤しています。

なぜ、多くの教職員が通勤を余儀なくされているのでしょうか?その背景には、休校中であっても生徒のサポートを止めることができない、という事情があります。

休校中、生徒はこれまで学校で勉強していたことを自宅学習で補う必要があります。当然、教える側にも対面の授業とは異なる準備や工夫が求められています。そのため、教職員は「課題プリントを作成する」「オンライン授業用に教材をつくりなおす」など、対応に迫られているのです。

また、教職員の役割は勉強を教えるだけではありません。場合によっては家庭環境が不安定な生徒をサポートするため、電話や家庭訪問で生徒のケアを行っています。休校措置は、本来は人との接触を避け感染リスクを減らすためのもの。しかし、中には「密閉、密集、密接」といった三密状態の職員室もあり、教職員はリスクの中で働き続けています。

出退勤管理の徹底、勤務時間を意識した働き方改革が急務に

民間企業では長時間労働の是正が当たり前になっていますが、教育現場ではまだまだ残業が多いことが知られています。背景には「生徒のための長時間労働は仕方がない」という固定概念があります。事実、教職員は授業以外の時間も、教育の質を上げるために多大な時間を割いています。

そんな教育現場を変えるため、働き方改革がこれまで以上に求められています。

では、具体的にどこから手をつけるべきなのでしょうか。働き方を変えるために効果的な取り組みについて、代表的なケースをご紹介します。

・属人化した指導ノウハウや教材の共有

教育現場では、自分の担当クラスの作業は全て自分でこなす、という意識が強く、長時間労働の原因となっていました。教職員は毎日遅くまで授業の準備に時間を割いており、担任ごとにオリジナル教材を作っているケースも珍しくありません。

そのような状況下、ノウハウや教材を教職員同士で共有する動きが加速しています。例えば、今回の緊急事態宣言を受けて、教職員はオンライン授業用の教材準備に迫られました。そういった場合でも、教科や内容ごとに担当を分けることができれば、効率的に準備を進めることができます。また、授業のフィードバックやノウハウを蓄積・共有することで全体のレベル底上げにもつながるでしょう。

これまで属人化が当たり前だった教育現場ですが、働き方を変えるためにも「ノウハウや教材の共有」が重要なキーワードになっていきます。

・教員の勤怠管理の簡略化

もう一つの課題として、勤怠時間のブラックボックス化が挙げられます。

ある調査によると、校務支援システムなどICTを活用して退勤の時刻を記録している学校は小学校で16.6%、中学校でわずか13.3%。「いまだにタイムカードで勤怠時刻を記録している」「そもそも記録ができていない」という学校も少なくないようです。

長時間労働を是正するためには、まずは「勤務時間の見える化」が第一歩になります。また、今回の緊急事態宣言を踏まえて、学校外での労働時間も可視化する必要があります。そこで、勤怠管理を簡単に、かつリモートワークにも対応できるような柔軟性を持って実現する必要があります。

販売店が提案すべきMS365を活用した働き方改革とは

課題が山積する教育現場ですが、ICT化に必要な機能をひとまとめにした「Microsoft 365 Education」を使うことで、働き方改革を推進することができます。そこで、販売店が提案すべき活用例をご紹介します。

・非効率な会議、雑務の見える化

Microsoft 365を導入するメリットの一つに会議内容や雑務の見える化があります。これまで文書や属人的な記憶で伝達されていた情報をデジタル化することで、情報の可視化と整理が可能になります。会議の場でも、事前に必要な情報が整理されることで、より効率的な議論や意思決定が実現できるでしょう。

また、教職員は授業以外にも様々な雑務をこなしています。

業務に追われ、「気付いたらもうこんな時間だ・・・」と気づく教員の方も多いのでないでしょうか?そういった雑務についてもタスク管理に含めることで、仕事量を正確に把握することができます。

・成績・評価データの一元管理

生徒の成績やテスト結果などの評価データは特に重要なデータです。ところが、テスト結果を紙で管理していたり、担任が変わったときに十分な引継ぎがされていなかったりするケースも多いようです。重要なデータが分散していると、いざ必要になった時にデータ集めに余計な労力を割くことになります。

そこで、特に重要な成績・評価データを一元管理することで、教職員の業務負担を大幅に軽減することができます。

・クラウド上での教材の共有により、時短且つ授業質を向上

先ほども触れた「教材やナレッジの共有」ですが、クラウドを活用するとより効果的です。Microsoft 365 Educationのクラウド上に教材を置くことで、教職員は簡単に教材を共有することができます。また、自宅からクラウド上にアクセスできるため、リモートワークにも対応可能です。

授業の準備にかける時間を短縮し、授業の質も向上し、かつ教職員の負荷も減らすことができるでしょう。

変わる「教員の働き方」に対応した「Microsoft 365 Education」

Microsoft 365 EducationはOSやOfficeソフト、セキュリティサービスなど教育のICT化に欠かせない機能が含まれたパッケージです。生徒の「学び方」、教職員の「教え方」、そして「働き方」に至る課題をまとめて解決することができます。そして、それらの機能をフルに活用するために欠かせない観点が以下の3つです。

・働き方を見える化

情報のデジタル化により、多忙を極める教職員の働き方を見える化。見える化を行うことで、重要度や優先順位を正しく見極め、効率性を高めることが可能になります。結果、長時間労働の是正も可能になります。

・端末の一括管理

端末の管理ツールを使うことで、複数の端末を一括管理することができます。例えば、授業で必要なアプリを事前に一括インストールするなど、管理の効率化による時短が実現します。

・安心のセキュリティ対策

文科省の「教育情報セキュリティポリシーに関するガイドライン」に対応したセキュリティ機能を標準装備し、安全・安心と利便性を両立することが可能です。セキュリティの基本を押さえることで、イレギュラーなケースへの対応策を整えることも可能になるはずです。

アフターコロナ時代は、すぐそこまで迫っています。Microsoft 365 Educationで実現する働き方にご興味をお持ちの方は、お気軽にお問い合わせください。

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