教育タブレット

導入フェーズ

販売店のサポートが急務!
タブレット導入を始める教育委員会の懸念を取り除く糸口とは?

2020.06.12

コロナウイルスの影響を受けた全国各地の休校とGIGAスクール構想の推進により、教育現場におけるICT機器の導入に向けた動きが加速してきました。一方、ICT機器の導入に不信感を抱く教育委員会や自治体も数多く存在しており、多くの課題が渦巻いています。そのため、本記事では「教育現場でのタブレットの導入がなされていない教育委員会の不安を解消したい」と考えておられる販売店様に、「不安に対するアプローチ方法」をご紹介致します。

導入が急務となる教育ICT機器。スムーズに進まない要因とは?

コロナ渦で注目を浴びている「授業のオンライン化」。既に1人1台タブレットPCを所有している学校は、いかにオンラインで効果的に授業を実施できるかを検討できます。しかしながら、この休校措置の状況下で、最も多く混乱が起こっているのは「ICT機器導入に向けて検討段階の教育委員会」と言えます。

今、下記の事項で課題を抱えている教育委員会をお客様にもつ販売代理店様は、多いのではないでしょうか…

・情報漏洩などセキュリティに対して心配である。
・ICT機器を揃えた後の予想できない事故やトラブルへの対処方法はどうすればいいか?

そこで今回、これらの不安をどの様に解消すべきなのかをご紹介していきます。
まずは、このような懸念を抱いてしまう原因を整理します。

「情報」と「支援」の決定的な不足が原因

コロナウイルスの影響により、全国各地で休校が相次いでいます。このような臨時休校の事態において、教育現場から授業の動画など生徒たちの学習を支援したいという声は大きいです。

しかしながら、教育委員会が極度に情報漏えいを恐れ、規制を敷いたことで、「そもそもGoogleも満足に使用できる環境ではない」や「YouTubeの限定動画配信ができない」など、教育現場がICT教育の導入を望んでいるにもかかわらず、取り入れられない事例もあります。(*1)

上記の事例はICT教育がまだ推進できていない教育委員会に見受けられることがあり、これらの厳格な規制を敷いている原因は2つあります。
*1.https://news.yahoo.co.jp/byline/senoomasatoshi/20200417-00173818/


「セキュリティ理解」の不足


まず、教員でさえもGoogleやYouTubeなどの学習効果の高いツールを使用することができない背景として、教育委員会がセキュリティ分野に関する理解が少ないことが第一の原因として挙げられます。

セキュリティに関する情報を理解した人物が教育委員会にいない為、情報漏洩を恐れてしまい、教育現場をネットワーク環境から隔離してしまうことがあります。


「外部支援」の不足

第二の原因として、外部からの支援が不足していることが挙げられます。

外部の支援者により、GoogleやYouTubeを教育現場で有効に活用されている事例が共有されておらず、十分な運用体制を構築できていない教育委員会も数多く存在します。

そのため、外部からの支援が不足している教育委員会は、教育現場にネットワーク規制を強いることしか選択肢を持っていない場合もあります。

ICT機器未導入の教育委員会は「信頼できる」情報と支援を求めている

「信用できる情報」を求めている

ICT機器を導入できていない教育委員会は、以下の2つの点に課題を感じており、信用できる情報が手元にないため教育ICTを推進できていない現状にあります。

・ICT機器を教育に活用できる組織体制が構築されていない
・ICTを活用した教育に詳しい人材がいない

富士通総研が2016年に全国の教育委員会に実施した「教育の情報化に関する取組・意向等の実態調査」によると、教育の情報化の推進に向けた組織体制に関する2種類の内部事情が示されています。(*2)

①「教育委員会における教育の情報化に関する 業務推進の組織体制」に関する質問
結果:全体の31%が「専任する課(係)はなく、必要に応じ担当者を割り当てている」と回答

②「教育の情報化に必要な情報通信技術に関する専門的知識や技能を有している人材の育成状況」に関する質問
結果:全体の81%が「将来必要な人材を育成できていない」と回答


このことから、ICTを活用した教育の専任者がおらず、全く知見がない教育委員会が3割も存在するという実状があります。また、ICT教育に対して取り組んでいるものの、実態を掴めていない教育委員会も多数見受けられました。

信用できる情報が手元にないことが原因となり、ICT教育に関する理解が追い付いていない教育委員会は、不安を感じています。そのため、販売店様はセキュリティ面など一から詳細な情報を提供する必要性があると言えるでしょう。


「頼れる支援者」を求めている

また、外部に頼れる支援がないことからICT教育に関する理解が不十分なことが原因となり、1人1台のタブレットPC導入に関しても否定的な態度を示す教育委員会や自治体も数多く存在しています。同調査では、全国の教育委員会に対して1人1台のタブレットPC導入に関する質問調査も実施されました。(*2)

① 1人1台のタブレット端末の導入を検討している教育委員会の割合
同調査では、「普通教室に無線LANと全校の児童生徒に1人1台のタブレットPCを整備する取組みの状況についての考え」についての質問に、全体の42.1%の教育委員会が検討していないと回答しています。

② 1人1台のタブレット導入を検討しない理由
また、前述の検討を見送る理由として、31.1%の教育委員会が「計画策定時に必要な専門知識が不足、または支援する専門家がいない」ことを理由に導入を見送っています。

上記の調査は2016年に実施されたものですが、今なお1人1台のタブレットPC導入に関して困惑されている教育委員会が数多くいます。だからこそ、ICT機器の導入に課題を持つ教育委員会は、ICTを活用した教育への専門知識を補うことができ、継続した支援を受けることのできる販売店様を求めています。
*2.https://www.mext.go.jp/component/a_menu/education/detail/__icsFiles/afieldfile/2016/04/08/1369541_03_1.pdf

教育委員会の不安を取り除く2つのポイント

ICT機器の導入に不信感を抱く教育委員会は、「信用できる情報が手元にないことから生じる、情報漏洩に対する不安」と「信頼できる外部支援先を有していない不安」を課題として持っています。そのため、これらの教育委員会がICT機器を導入するためには、以下の2つのポイントに重点を置いて提案していく必要があります。

Pont1:セキュリティ面の情報提供
Point2:専門知識が必要なトラブルはサポート体制が充実していることの訴求


ポイント①セキュリティ面で安全なICT機器の推奨

教育現場では生徒の機密情報を扱うことから、情報漏えいを恐れてICT機器の導入を渋る教育委員会や自治体が数多く存在します。しかしながら、多くの場合、情報流出の発生はネットワーク環境やICT機器が原因ではありません。

教育ネットワーク情報セキュリティ推進委員がまとめた「平成30年度学校・教育機関における個人情報漏えい事故の発生状況」では、平成30年度 種類別 事故発生比率に関する調査結果が示されています。紛失・置き忘れや誤配布といった「ヒューマンエラー」が情報漏洩の原因の約7割を占めており、不正アクセスやウイルス感染は原因の1割にも満たない現状にあります。(*3)

そのため、ICT機器を活用した情報の取り扱いは教育現場の現状の体制より安全であるということを訴求し、セキュリティ面が強固なICT機器の導入の推奨することにより、情報漏洩に対して警戒心の高い教育委員会の不安を和らげることができます。
*3.https://school-security.jp/pdf/2018.pdf

ポイント②購入後のサポート

また、ICT機器を未導入の教育委員会は、販売店さまからのICT機器の販売だけでなく、購入後に継続したサポートを求められているケースが多く、主に以下の3つが挙げられます。

ⅰ各種ICT機器の延長申請
ⅱ落下等の物損事故への対処
ⅲデータリカバリー/保守


そのため、未導入期の教育委員会が抱える、ICTを活用した教育への知見やノウハウおよび機器の活用法に対する不安を和らげるために、首尾一貫したサポート体制が求められます。

ICT機器の販売から活用・定着を一括サポート

ICT機器を未だに導入されていない教育委員会の方々の不安を取り除くためには、セキュリティ面で安心安全な機器を推奨し、それぞれの活用シーンに合わせたサポートが重要となってきます。そのため、ICT機器の導入開始から数年など長期的な期間を想定したうえで、柔軟なサポートを提供することで教育委員会や自治体の不安を取り除くことができるでしょう。

そこでダイワボウ情報システムでは、教育ICT機器の導入に不安を抱える教育現場や教育関係者向けに、 ICT機器の『導入・設置・運用・管理・保守』をそれぞれのステップにおいてサポートするサービスを提供しています。

「ICT機器の導入がセキュリティ面や予期せぬ問題が起こった時の不安で渋られてしまう・・・」とお困りの販売店さまには、セキュリティ盤石なタブレット端末の導入からその後の運用支援体制が充実した「ICT機器のサポートサービス」がございますので、お気軽にお問い合わせください。

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