教育タブレット

導入フェーズ

【活用事例付】教育用タブレットの主役はChromebook?
GIGAスクール構想下で選ばれる理由

2020.06.03

政府が発表した「GIGAスクール構想」のもと、教育用タブレットの導入を検討する学校・自治体が増え始めています。その一方、「どの端末を選べば良いのか分からない」という戸惑いの声も多く、導入に二の足を踏む学校があることも事実。こうした背景を踏まえ、今回は教育用タブレット導入のボトルネックとなる要因について解説し、IT先進国のアメリカで人気の高いChromebookの魅力について解説します。

「教育用タブレット導入の波」を立ちふさぐ2つの障壁

「1人1台」コンピュータ端末を導入するというGIGAスクール構想のもと、教育用タブレットの早期導入需要が高まっています。一方で、実際には導入がなかなか進んでいないという現実があります。

果たして何が導入の障壁になっているのか、その背景から見ていきましょう。

1人1台の教育用タブレットがままならない日本の現状

日本の「教育用コンピュータ」1台あたりの児童生徒数は、2019年時点で5.4人。まだまだ1人1台の提供を実現できていないことがわかります。アメリカでは2008年時点で3.1人/台であったことから、10年以上前のアメリカと比較しても、日本の遅れは明らかです。なかなか導入が進まない背景には、「予算面」と「運用面」の課題が挙げられます。

教育用タブレット導入の壁は、「予算」にあり

ある調査結果によると、ICT教育の推進を図っている自治体においても、約60%がタブレット端末を始めとするICT機器の設置について課題を感じていることがわかっています。また、そのうち約40%が課題を「財源や予算の確保」と挙げています。端末を買うと多くの場合、保守や運用サポートなどの付随費用がかかります。だからこそ、端末費用が安ければいいかというと、そうとは限らないのです。こうした背景があり、費用が膨れ上がった結果、財源の確保が難しくなる状況があります。

「運用のしにくさ」も障壁となりうる?

「予算」に加えて課題となるのが「運用」です。例えば、安さを重視して端末を拡充した結果、異なるOSが混在し機器同士の連携ができない、といったトラブルも散見されます。このように、デバイスの連携を見据えた導入ができなかった結果、思っていたような運用ができず、用途の拡大に至らないケースも見受けられます。

アメリカで教育用タブレットの大量導入に成功した要因とは?

では、先ほど比較対象として挙げたアメリカは、なぜ端末の導入を進めることができたのでしょうか?その成功要因としては、次のようなことが挙げられます。

【Chromebookが救世主?】教育用タブレット先進国アメリカの現状

アメリカでは2019年1月時点で、約3000万人がChromebookを使用しています。2012年のChromebookの全体出荷内訳は1%未満でしたが、2017年の教育用タブレットの出荷内訳は、Chromebook 60%、Windows 22%、MacOS+IOS 17%と大躍進を遂げました。つい最近も「最も頻繁に学校関連の目的で使用されている端末はどれか?」という調査が実施されましたが、ここでもChromebookは約42%とトップシェアを誇ります。
※参考:「Amazon, Apple, Google, and Microsoft Battle for K-12 Market」
    (最終閲覧日:2020年5月28日)

人気の要因としては「価格の安さ」と「GSuite for Educationとの連携」が挙げられています。Chromebookは子どもの利用を想定して頑丈に作られており、かつ低価格であるため、大量導入が可能なのです。さらに、GSuite for Educationを授業のプラットフォームとしても使うこともでき、効果的な学習が可能になります。事実、GSuite for Educationを導入することにより、学習効果の上昇が確認されたという調査結果も存在します。


成功要因はChromebookの「低い管理コスト」と「運用のしやすさ」

アメリカの事例をもとに考えると、Chromebook大量導入の成功要因はその「低価格」と「運用のしやすさ」だといえるでしょう。そして、Chromebookの具体的な強みとしては下記が挙げられます。

【活用事例】教育現場で日常的に活用できるChromebook
タブレットは導入することが目的ではなく、導入した後の活用が目的となります。幸いなことに、Chromebookは既に多くの学校で活用されているため、その活用事例から多くを学ぶことができます。ぜひ、学校での実際の活用事例を参考にしていただければと思います。

>Chromebookを使ってICT活用の実証研究!東京都立雪谷高等学校
https://sip.dis-ex.jp/news.html?id=249 

教育用タブレットを一括導入するには?

「1人1台」の実現に向けて、教育用タブレットの一括導入を進めるためにはOSやタブレットの違いを理解したうえでの提案が重要になります。当然、今回紹介したChromebook以外にもWindows端末やiPadのメリット/デメリットを押さえる必要があるでしょう。また、ICT機器導入時の慣れない作業への不安を抱える学校関係者も多いため、その点をいかにカバーするかが導入加速の鍵となるでしょう。

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