教育タブレット

導入フェーズ教育ICT未導入期

教育現場におけるタブレット導入の際に気をつけたい5つの選定ポイントとは?

2019.12.12

ICTの活用は、ビジネスだけでなく教育現場でも求められています。2020年より実施される新学習指導要領でも「情報活用能力」が重要視されており、教育現場でのタブレット導入も進みつつあります。一方で、実際にどのようにタブレット導入提案を進めればよいのかわからず、二の足を踏んでしまっている方も多いのではないでしょうか。今回は、タブレット導入の際に気を付けたいポイントをご紹介いたします。

教育現場におけるタブレット導入の際に気をつけたい5つの選定ポイントとは?

当然のことですが、タブレットは導入すること自体が目的ではなく、あくまでもタブレットを導入する事により「教育現場でICTを活用すること」がゴールです。そのため、「端末が安くコストが抑えられるから・・・」、という安易な理由でタブレット導入を提案すると、「いざ導入してみたが、使い勝手が悪く活用が進まない」という事態に直面する恐れもあります。提案先の状況課題に合わせ、適した性能を持ち合わせたタブレット導入提案をすることで、その後のタブレットの稼働率の良し悪しが決まるといっても過言ではありません。

また、タブレット導入の状況や規模感は、各学校や自治体の状況によっても千差万別です。具体的には「1教室分の1グループに1台」といった規模感から「1教室分の1人1台」、「複数教室分の1人1台」、最終的には「児童生徒1人1台」まで、 それぞれの導入フェーズが存在し、抱いている課題も異なります。

各ステップを理解した導入提案がなされるか否かが、その後の稼働率を決める重要項目といえます。

導入提案のサポート範囲としては、教育現場の環境に合わせたタブレットおよび周辺機器の選定に加えて、当然、「導入後のサポート」も対象に含まれます。例えば、導入機器の初期設定やインストール作業、障害が発生した際の障害復旧支援、導入したタブレットをしっかりと活用するための運用サポートなどです。

教育現場でのICT活用はまだまだ新しい課題ですので、教育現場が何を重視しているのか?を理解するのと同時に、提案するタブレットのOS毎によるメリット・デメリットを正しく理解しておくことが、買って終わらせないためには非常に重要です。

教育タブレット導入時に気をつけたい5つの選定ポイントとは?

具体的に導入を検討する際、まず気になる点は「結局どのタブレットであれば目的にあっているのか?」ということです。ここでは教育現場がタブレットを選定する上でよく気にしている5つのポイントをご紹介します。

1.コストパフォ−マンスは良いか?

教育現場でのICT活用を進めるために、最終的には生徒全員が1人1台タブレットを持てることが望ましいといわれています。限られた予算の中で整備を進めるためには、必要な機能を持ちながらも安全性を維持しつつ、コストパフォーマンスの良い機器を選定する必要があります。予算という絶対的な制約があるからこそ、どのような活用を想定しており、何を優先すべきか第一に、安定的なパフォーマンスを発揮できることが重要になります。

2.起動のスピードは早いか?

先生の話を聞く時やクラスメイトとディスカッションをする際、タブレットを閉じて会話に集中することで授業にメリハリが生まれます。そのためには、一度スリープ状態に入ってから復帰するまでのスピードが早く、再開の度にロスタイムが生じない機器を選ぶことが重要です。

3.万全なセキュリティ対策がされているか?

タブレットを導入し情報化が進むリスクとしてセキュリティの問題が挙げられます。例えば校務用データなど、生徒側から見えてはいけないデータを簡単かつ確実に情報管理できることも選定ポイントのひとつになります。

4.OSやポリシーなどのメンテンスがしやすいか?

大規模導入の際、複数の端末をそれぞれ個別にメンテナンスしていては手間と時間がかかりICT活用の妨げとなります。そのため、OSの更新管理やポリシーの設定などを一元管理できるデバイスを選ぶ必要があります。また、リテラシーが高い方がいない教育現場でも、一元管理できるデバイスであれば、授業の停滞を防げる上、運用コストや管理による教員及び販売店様の負担が軽減されます。メンテナンスをサポートしてくれるアフターフォローがあるかどうかも重要視すべき項目です。

5.軽量で持ち運びはしやすいか?

生徒がデバイスを持って校外学習をしたり、各々のデバイスでプレゼンテーションを行ったりすることで学習者主体の活動が増えます。より効果的かつ効率的にICTを活用した学習を行うために軽量でバッテリーが長持ちするデバイスを選ぶ必要があります。

どれも重要な項目ではありますが、教育現場の環境や課題によっては、先に紹介した5つのポイントの重要度合いは変わってきますので、どの優先度が高く、どの優先度が低いのかを正しく理解しましょう。

Windows、iPad、Chromebookのメリット・デメリットを比較!

教育現場における現在、教育現場で活用されはじめているデバイスは主にWindows、iPad、Chromebookの3種類です。それぞれOS毎に特徴があるため、それぞれにおけるメリット・デメリットを正しく理解した上で導入提案を進めることが重要です。
例えば、OS毎に以下のようなメリット・デメリットがありますので、一部ご紹介します。

【Windowsの例】
メリット:USB、SD、HDMI、DVDドライブ(一部)など接続できる機器が多く、使用の幅が広い
デメリット:3種のOSの中で最も高額

【iPadの例】
メリット:シンプルなユーザインタフェースであるため、苦手な生徒でも直感的に扱うことができ、操作説明に時間をとられない
デメリット:インターフェースが少なく、既存の機材に繋げる際、変換コネクタの準備が別途必要

【Chromebookの例】
メリット:起動時間がわずか10秒であるため、タブレットのON/OFFが多い授業で進行の妨げにならない
デメリット:単体ではインターネットに繋がっていないため、最大限に効果を発揮するためには無線LANが必須

これはほんの一例です。より詳しい“OS毎のメリット・デメリット比較表”と、“児童・生徒数40人想定の場合の各OSのご提案構成例と参考価格”を以下の資料にまとめておりますので、ぜひ、タブレットをご提案予定の方はご活用ください。

★「Windows」「iOS」「Chrome」どのOSを提案すればいいのか?★
―OS毎メリットデメリット・比較表付き―

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