アフターGIGA

導入フェーズ

導入後に取り組むべきは研修・周知
「アフターGIGA スクール本格チェックリスト」~研修・周知編~

2022.02.02

ほとんどの小中学校で児童生徒1人1台の端末導入が完了し運用が開始された現在、端末の運用管理に関する課題が出始めています。そうした課題の解消には、適切な研修・周知を行うことが重要です。そこでこの記事では、アフターGIGA環境における研修・周知で押さえておきたい7つのポイントをチェックリスト形式で紹介します。

教育現場でのICT端末を最大限活用するために

文部科学省が推進するGIGAスクール構想により、多くの学校で1人1台端末の整備が完了し運用・活用がスタートしていますが、課題も見え始めています。そこで以下では、端末運用が進む中での課題とその解決策について紹介します。

ICT端末の導入が完了しアフターGIGAとなった今、活用が課題に

ICT端末の利活用が開始されているものの、教育現場ではその活用方針に関するさまざまな課題が見えてきています。たとえば義務教育段階では、「学校での学習指導での活用」に関しては39.8%、「教員のICT活用指導力」に関しては35.8%の自治体で課題があるとの声があがっています。
また、高校段階では「端末整備」(76.6%)や「学校の学習指導以外での活用」(34.0%)に関する課題があるとわかっています(以上、文部科学省「端末利活用状況等の実態調査」参照)。

ICT端末を最大限活用するためには研修・周知が重要

上記のような課題を解消し、ICT端末の導入効果を最大限に享受するためには、教職員への各種研修や周知の取り組みが重要です。ICT機器は、活用方法によって効果に大きな違いが生まれるからです。
具体的には、教職員側のICTに関する理解度の向上や、児童生徒への活用方法のアドバイスなどが挙げられます。
また、研修・周知の際には教える側(教職員)や教わる側(児童生徒)に適したアプローチを行うことはもちろん、保護者や地域社会の理解を得られるよう、継続的に働きかけていくことも重要です。
では、実際に研修・周知を行う際には、どのような点に気をつけるべきなのでしょうか?次章では、研修・周知を行うにあたり押さえておきたいポイントをチェックリスト形式で紹介します。

ICT機器導入後の研修・周知で押さえておきたい7つのチェックリスト

ICT端末導入後の研修・周知でチェックしておきたい7つのポイントを紹介します。

ICT端末を活用した新たな学びが目指す目標を管理者に共有できているか

ICT端末を効果的に活用するためには、どのような教育方針にするのかという明確な目的意識やビジョンが共有されていなければなりません。これらが決まっていなければ、導入後の効果を測る基準もぶれてしまうからです。
こうした点を管理者はよく理解し、目指すべき方向性に沿った研修を行うことが重要です。

ICT端末等の研修を運用管理の管理者向けと教職員向けに分けて実施しているか

ICT端末を適切に運用管理するためには、管理者向けと教職員向けの研修をそれぞれに実施する必要があります。なぜなら、管理者と教職員では運用管理の幅や方向性に違いがあるからです。
単にICT端末を導入するだけでなく、研修を通じて効果的な使い方を学び実践することが重要です。

教職員それぞれに適した活用のための研修を行っているか

教職員に対しては、ICT端末活用の導入となる研修だけでなく、各教職員に適した内容の研修を行う必要があります。教職員によって担当科目や受け持つ学年は異なるため、授業や学年に適したICT端末の活用方法を知っておく必要があります。
また、導入研修を行っていく際には年間を通じての計画を立て、それに沿って実施していくことも重要です。

なおDISでは教職員向け「授業デザイン」研修をご用意していますので、ご興味のある方は以下よりご覧ください。


教職員が端末の操作や活用方法を学べる材料や情報を提供しているか

教職員が端末の操作や活用の方法を自分自身で学びために、学内の研修とは別の学びの場を用意することも重要です。たとえば学外を含めた多様な研修や、教材の配布、ツールを活用した教職員間での情報交換などにより、幅広い視点から活用方法を学べます。

児童生徒に対する情報モラル教育の研修が行われているか

ネット上での事件やトラブルなどに巻き込まれないよう、児童生徒の情報モラルを養うための研修を行う必要もあります。情報モラルに関する知見が乏しい教職員もいるため、教職員向けの研修の実施や外部講師への委託なども有効です。

児童生徒に対する端末の取り扱いに関する研修が行われているか

児童生徒に対する端末の取り扱い方に関する研修も重要です。学習時とそれ以外の場面では端末の活用方法が異なるため、それぞれに適したルール設定や扱い方を教職員が児童生徒に教える必要があります。教える側の教職員が正しい取り扱い方法をわかっていなければ、児童生徒への指導もできません。

ICT活用目的や協力事項などの保護者向けの資料を提供しているか

保護者の中には、ICTに対し懐疑的な方や不安を覚えている方も少なくありません。このような保護者に教職員はICTの活用目的や期待される効果などを説明し、協力を得られるよう努力をする必要があります。これらの努力の助けとなる資料を作成しておくことがICTに活用につながっていきます。

次章では、このようなチェックリストを実行できるよう支援しているサービスを紹介します。

ICT機器運用の適切なサポートなら「DIS」におまかせ

ICT機器導入後に、端末を効果的に活用するための研修・周知を実現する際には、適切なパートナーによるサポートが不可欠です。
DIS(ダイワボウ情報システム)は、児童生徒の学習状況などに合わせた個別最適な学びをサポートでき、教職員のICT活用力の向上のための研修や、運用管理に役立つソリューションのご提案も実施可能です。

教育現場の知見が豊富な文教専任部隊を有するDISならではの、効果的な学び方を網羅した教員向け研修サービスも充実しています。ICT運用や研修などのサポートをお求めでしたら、DISまでご相談ください。
下記の資料では、アフターGIGAの提案で販売店に求められる内容について詳しく解説しています。DISのサポートに興味をお持ちの方は、ぜひご覧ください。

関連する教育ICTソリューションのご紹介

アフターGIGA提案で
販売店に求められる内容とは

本資料では、 課題解消のための教育ICT環境の整備や運用支援についてわかりやすくまとめています。GIGAスクール構想が実現された「アフターGIGAスクール」の顧客をどのようにサポートすればいいか知りたい方はぜひご覧ください!

カタログダウンロード