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アフターGIGA時代の授業支援ツールに求められる5つの機能とは?

2022.10.24

GIGAスクール構想の実現により、学校へのICT環境の整備はほぼ完了しつつあります。こうしたアフターGIGA時代における教育の効果を最大限に高めるためには、児童生徒それぞれの学習状況の把握や、自発的な学習の定着を促すなどの授業支援が重要です。本記事では、授業支援ツールに求められる5つの機能について具体的なツールとともにご紹介します。

【2022年】アフターGIGAの教育現場で求められている授業支援とは

文部科学省が主導する「GIGAスクール構想」の進展により、教育現場では急速に児童生徒のICT端末の導入が進みました。令和3年(2021年)7月には1人1台端末が実現し、ハード面における基本的な整備はほぼ完了している状況です。

アフターGIGAではICTを活用した「個別最適化された学び」に需要が高まっています。しかし、ICT端末の利活用を進めるにあたり、教職員は普段の校務に追加でICT端末の活用スキルを身につけることが求められ多くの時間を必要としています。そのため、児童生徒1人ひとりにあわせたフォローアップに時間を確保することが困難になっています。

こうした背景から「個別最適化した学び」を実現させるために、教職員は以下のような支援・サポートを求めており、各代理店はそのための提案を迫られています。

学習進度や習熟度を児童生徒ごとに把握する

「個別最適化した学び」の実現には、はじめに児童生徒1人ひとりの学習進度や習熟度を把握する必要があります。しかし、先述の通りアフターGIGAの教育現場では、教職員が校務やICT端末の活用準備に多くの時間が割かれ、児童生徒1人ひとりの学習状況などにあわせたフォローアップの時間が取れておらず、把握さえも難しい状況に置かれた教職員も多く存在します。
そのため、児童生徒の学習進度や習熟度をデータとして収集し、把握できる支援・サポートが求められています

児童生徒の自主・自発的な学習が定着する仕組み作り

「個別最適化した学び」の実現には、続いて児童生徒1人ひとりの興味・関心に応じて目標を設定し、自主的・自発的に学習を深めたり広げたりすることが求められます。
そのため、ICTにより児童生徒1人ひとりにあわせた課題設定や目標設定などを自動で行い、学習が定着される仕組みを作る支援・サポートが必要です。

児童生徒とのコミュニケーションが取れる環境作り

新型コロナウイルスの感染拡大の影響もあり、教育現場ではオンラインやICT機器を活用した授業が急速に広がりました。一方で、日本の学校教育で重視されてきた、同じ空間と時間を共有し、他者の感性や考え方に触れ、刺激しあうという「リアルな関係づくり」の重要性が問われています。

そこで、授業において日常的に教職員と児童生徒がコミュニケーションを取れる環境や、児童生徒同士でお互いに学びを深めるような環境への支援・サポートが求められています。

今後販売店は教育現場に対し、上記のような支援・サポートを行える提案をする必要があり、この提案には、3つの支援・サポートを実現するツールの導入が欠かせません。そこで次章では、授業支援ツールに求められる機能を具体的なツールとともにご紹介します。

授業支援ツールに求められる5つの機能

学習履歴と理解度を一覧表示できる機能

1つ目は、児童生徒それぞれの学習状況を確認するための学習履歴、理解度を一覧表示する機能です。これにより、各児童生徒の学習状況に関する教職員の理解が深まり、つまずいている児童生徒も含めた1人ひとりへの適切なフォローアップが行えるようになります

このような機能が備わったツールとして、デジタルドリル教材(AI搭載ドリル教材)の「navima(ナビマ)」、「Qubena(キュビナ)」、「ニューコース学習システム」の3つのツールがあります。これらのツールでは、児童生徒1人ひとりの進捗状況や習熟度をリアルタイムに一覧表示し、個別のフォローアップが可能です。

AIにより児童生徒ごとに最適化された課題の設定機能

2つ目は、AIにより各児童生徒の間違え方や解決方法を分析し、1人ひとりに最適な問題を出題する機能です。AIが1人ひとりにあわせた適切な課題設定を行うため、児童生徒が不得意な問題でつまずいてしまうことを減らし、自主的・自発的な学習を促せます。また、課題設定が自動でなされるため、教職員の問題作成負担を低減できます。

代表的なツールでは、デジタルドリル教材の「navima」、「Qubena」があります。「navima」には児童生徒のペースにあわせて問題を出題する「マイドリル」や、わからない問題の考え方を解説・サポートする「おたすけ動画」などの機能が搭載されています。
「Qubena」には、AIにより児童生徒1人ひとりに個別最適化した問題を出題する「アダプティブラーニング」といった機能が搭載されています。

手書きにより学びを深められる機能

3つ目は、デジタル教材や課題などの配布物に手書きでメモやコメントを残せる機能です。この機能があることで、児童生徒は自分で気付いた点や疑問点、理解した点などをリアルタイムで書き残せるため、学びをより深められます

上記でもご紹介した「navima」では、配布物に手書きコメントや写真を自由に付与し、クラスメイトに共有できる「学びのポストカード」や、児童生徒が気付いたことをまとめ、質問もできる「学びメモ」という機能があります。これらの機能は学びを深めるだけではなく、教職員と児童生徒や児童生徒同士のコミュニケーションの活性化も期待できます。

幅広い課題の自動採点機能

4つ目は自動採点機能です。多くの課題を児童生徒ごとに出題し、タイピングによる入力か手書き解答かにかかわらず、自動採点する機能が搭載されているツールを導入することで、教職員の生産性向上を実現できます
自動採点機能が搭載されているツールでは、「navima」、「Qubena」、「ニューコース学習システム」などがあります。これらのツールは基本問題から応用問題(記述式問題)までご用意しており、それぞれの問題で自動採点が可能です。

指導を円滑にする協働学習の支援機能

5つ目は、指導を円滑に行える協働学習の支援機能です。具体的には、教材の一斉配布や自動生徒の画面の共有・比較・操作といった機能であり、ICT機器を利用した授業の円滑化を実現します
1つの画面に複数人で書き込めるグループワークで活用可能な同時編集機能もあり、これまでの教育現場と同様の協働的な授業を実施できます。

アフターGIGAの学習環境整備のご提案についてはDISにご相談ください

販売店には、授業支援のために上記でご紹介したような機能を持つツールの提案が求められています。
DISは全国の教育現場をサポートしてきた実績があり、豊富なノウハウを有しています。そのため、担当する現場の状況にあわせた最適な提案の支援が可能です

以下資料では、アフターGIGAの教育現場において販売店に求められる「ドリル教材提案」について解説しています。ご関心のある方はぜひご覧ください。

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