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教育現場が課題に感じているのは「タブレット運用?」
デジタル調査から見る教育現場の本音とは

2021.11.01

1人1台端末利用がスタートしたアフターGIGAの教育現場では、教員間のITリテラシーの格差や通信環境の未整備など、タブレット活用の面で新たな課題が出始めています。そこで本記事では、紙ベースの教材のデジタル化をはじめとする、課題解消のために必要な方策を解説します。

1人1台端末利用の学びがスタートしているアフターGIGA

文部科学省が推進しているGIGAスクール構想は、1人1台の端末を児童生徒に配布することや、高速通信環境を校内に整備することを柱としています。ICTの役割がますます高まるであろう将来に向け、従来の教育実践と最先端の技術のベストミックスにより、児童生徒たちの個性を存分に引き出すことがGIGAスクール構想の狙いです。

2021年4月から1人1台端末を利用した学びが本格的にスタートしたことで、次なる課題はアフターGIGAをどう進めていくかという点に移りつつあります。そこで次章では、教育現場が感じているアフターGIGAの課題についてご紹介します。

教育現場がアフターGIGAで感じている課題

GIGAスクール構想により、1人1台端末を利用した学びがスタートしましたが、デジタル庁・総務省・文部科学省・経済産業省の調査により学校・教育現場、保護者、児童生徒の3者がさまざまな課題を感じていることが見えてきました。

出典:デジタル庁・総務省・文部科学省・経済産業省 「GIGAスクール構想に関する教育関係者へのアンケートの結果及び今後の方向性について(2021年9月3日)」

学校・教育現場が感じている課題

学校・教育現場が感じている課題として、ITリテラシーの高い教員に業務が集中してしまうのでないかという懸念が挙げられます。機器の導入は進んでいるものの、教員の中でITリテラシーの格差が生まれてしまっていることが原因です。

また、ICTの効率的な授業への活用方法が分からないため、授業へのタブレット活用など、ICTを利用した教育ができていない教員が多いことも課題です。ICTに関する教員研修が必要だという声も多く上がっています。

保護者が感じている課題

保護者の感じている課題として、タブレットが配布されたが、紙ベースの学習から大きく変化が無いため、学習以外の用途に利用してしまうことなど、活用方法への懸念が挙げられます。

また、家庭での学習に利用できるコンテンツが少ないことやフィルタリングなどのインターネットへのアクセス制限が必要など家庭学習への影響を懸念していることや、タブレットがあるにもかかわらず、いまだに学校からの連絡手段は電話や書類などの「紙」ベースであることも課題です。

児童生徒が感じている課題

児童生徒側からすると、学校や家庭の通信環境の整備が整っていないため、学習にタブレットを活用したくても満足に使用できないことや、タブレットを活用できる機会が少ないといった課題があります。
また、情報リテラシーが不十分であるためにタブレットを使いこなせないことも課題です。

以上のように、アフターGIGAにはさまざま課題がありますが、それらにどう対処すればいいのでしょうか。
次章では、課題を解消するための方法をご紹介します。

これらの課題を解消するためには

アフターGIGAの課題を解消する方法として、以下の3つが考えられます。

ICT利用のためのITリテラシーの形成・研修制度

教員のITリテラシー・スキルの不足を解消するためには、教員向けの研修が効果的です。これにより、教員間のITリテラシー格差を縮小できます。

タブレットの活用方法やアプリケーションの操作方法だけでなく、ICTを活用した授業を組み立てるスキルも養う必要があります。ICT活用とは、単に紙ベースで行っていた授業をデジタルに置き換えればいいというわけではありません。最初からデジタルを想定した授業スタイルを確立することで、ICTは効果を発揮します。
教員向け研修サービスの利用については以下にも詳しく記載しておりますのでお役立てください。

児童生徒に効果的な学びを提供するためのスキルを習得できるDISの教員向け研修サービス

とはいえ、ほとんどの教員は授業準備や部活動、生徒指導などで多忙な日々を送っているため、なかなか研修のための時間を確保できません。そこで、eラーニングのような時間を有効活用できる研修の仕組みを作ることも大切です。

「紙」であった連絡手段や教科書、ノートを「デジタル化」

タブレットを活用し始めたにもかかわらず、朝の学習における宿題やホームルームでの連絡事項などが紙ベースのままという課題は、それらをタブレットにあらかじめ入力しておくことで解消可能です。「紙」での連絡をなくすことで、時間になったら家庭でもすぐに児童生徒が学習に取組めるようになります。
また、授業で使用する教科書やノートをデジタル化し、家庭学習意欲向上のためにデジタル媒体のコンテンツを制作していくことも重要です。

快適に利用できる通信環境の整備

タブレットを快適に利用するためには、通信環境の整備が不可欠です。たとえば、児童生徒にモバイルWi-Fiルーターを貸し出したり、無線LANのアクセスポイントを学校に整備したりする施策が挙げられます。Wi-Fi環境を整えられる家庭とそうでない家庭の間に、学習機会の格差が生まれないよう整備を進めていくことが重要です。

以上のような課題解消に向け、効果的なサポートができるのがダイワボウ情報システム(DIS)です。

ディストリビューター「DIS」による徹底したサポート

ダイワボウ情報システムなら、ICT研修やデジタルコンテンツの作成支援、モバイルルーターの貸し出し、アクセスポイントの設置など、幅広く、かつ徹底したサポートを提供できます。そのほかにも、セキュリティ対策やアカウントの管理・運用支援など、アフターGIGAの顧客ニーズに対応したさまざまサービスを揃えています。

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