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プログラミング必修で教育現場が抱える、
リアルな課題感と販売店ができる環境整備とは?

2021.01.12

2020年度から新学習指導要領が全面施行となり、小学校でのプログラミング教育が必修化されました。多くの注目が集まる一方、詳細な授業内容はまだ手探りの状況にあります。教育現場では「具体的に何をすればいいのか?」と不安な声が散見されることも。今回はプログラミング必修化を前に、教育現場が直面する課題と求められるサポートをご紹介します。

「プログラミング必修化」つきない教員の悩み

小学校でのプログラミング教育が推進される一方、実際にプログラミング教育を実践していくためには様々な課題が存在します。例えば、プログラミングをするためのICT機器の整備やプログラミング教材としてのソフトウェア選定、教える側である教員のスキル向上などです。広い知識と一定の専門性が求められるため、教員の悩みはつきません。

事実、プログラミング教育必修化に関する実態調査によると、プログラミング教育必須化に対して不安を感じている教員は全体で7割以上を占めています。さらに、6割近い教員が日々の業務でプログラミング教育のことを考える時間や余裕がない、と回答。ほとんどの教員が不安を抱えている上に、そもそも課題について「考える時間もない」という実情があるようです。では具体的にはどういった課題があり、現場で悩む教員にはどういったサポートが求められているのでしょうか。


※参照:「プログラミング教育必修化に関する調査報告書」
    (最終閲覧日:2020年12月14日)


まずは教員が教育現場で直面している課題についてご紹介します。

教育現場が抱える2つの課題

教育現場が抱える多様な課題の中で、今回は特に教員が直面する運用上の課題について解説します。せっかくICT機器を導入しても、うまく使いこなせなければ元も子もありません。教員は「教える側」としてどういった課題に直面するのでしょうか。

教科内容に対する理解に時間がかかる

ある調査によると、教育現場のICT化は以前より進んでいるものの、授業の進め方や指導方法が決まっていない学校は65.7%もあります。元々新しい試みであるため、プログラミング教育そのものに対する理解が乏しいという背景もあるでしょう。

※参照:「プログラミング教育必修化に関する調査報告書」
    (最終閲覧日:2020年12月14日)


また、そもそもプログラミングに関する専門教材が少ないため、プログラミング教育の内容を各教育現場でゼロからつくりあげていく必要がある点も課題です。多くの学校では教科内容を学年単位、または教員個人が選定しなくてはならないため、ゼロから指導計画を立てるのには時間がかかります。プログラミング教育が必修化されたからと言って、すぐに始められるという訳ではないのです。まずは指導計画を立てるために、教科の内容をきちんと理解する段階からの準備が必要となります。

プログラミングを教えるための環境整備が不十分

授業で使用する具体的な教材やサービスがまだ選定できていない学校は、実に63.1%に上ります。これまでの教科のように汎用的な教材がある程度定まっている状況ではないため、環境整備はまだ不十分と言えるでしょう。

このまま各学校がそれぞれバラバラに準備を進めてしまうと、品質のばらつきやツールの乱立が生じることは免れられません。結果、教員は転勤をする度に各学校独自のやり方を覚えなくてはならないでしょう。これは転勤の可能性が高い教員にとっても、大きな負荷となります。

そういった事態を防ぐためにも、早い段階から教育委員会単位で標準的なツール選定をするなど、環境整備が欠かせないといえます。では、具体的にどういった製品が汎用的なツールとして適しているのでしょうか。

プログラミング授業の強い味方!教育版マインクラフト

今回ご紹介するの一つが、プログラミング授業の強い味方となる教育版マインクラフトです。マインクラフトはゲーム上の世界に好きな構造物を創造し、動き回ったり、探索したり、自由にカスタマイズことができるゲームです。既に子ども向けのプログラミング教室を中心に、教材として広く採用されています。

マインクラフトの特徴は、プログラミングに苦手意識を持つ教員でも授業で導入しやすいだけではありません。児童・生徒の「知りたい」というニーズを引き出すことで、英語やプログラミング的思考を自然に身に着けてもらえるようにも設計されています。子どもたちはゲームを通して、自発的に様々な事を学ぶことが可能です。

【Microsoft365】プログラミング内容の理解と環境整備を手助け!

合わせてご紹介したいもう一つのツールがMicrosoft365です。Microsoft365は言わずと知れたMicrosoftの人気製品ですが、いま教育現場でも支持を集めています。

おすすめする理由として、先ほど紹介したマインクラフトがプログラミング学習ツールとして提供されているだけでなく、マイクロソフトが運営する教員向けのコミュニティ「Microsoft Educator Community」が挙げられます。こちらのコミュニティの中では日本の教員による様々な情報やトレーニングコンテンツが充実しており、教員が抱える課題解決をサポートすることが可能です。

学校によっては、「ICTに詳しいのが自分しかいない!」と悩む教員もいるでしょう。コミュニティという場の存在は、そんな一人で悩む教員にとって貴重な情報交換の場として機能します。ICT化が進む教育現場の中で、導入した後の教員の負担を軽減する有効なツールとなるはずです。