アフターGIGA

提案ノウハウ

導入フェーズ教育ICT転換期

アフターGIGAの課題は「運用・管理」にあり!?
教育現場が導入後に取り組むべきこと

2021.10.26

教育現場においては、GIGAスクール構想に向けた整備が完了し、アフターGIGAの段階に入りましたが、GIGAの実施にあたってはさまざまな課題が伴います。特にICT端末などの運用・管理に手間取るケースは少なくないと考えられます。そこで本記事では、アフターGIGAの段階における具体的な課題と課題解消に向けて教育現場が取り組むべきことについて解説します。

アフターGIGAとは

アフターGIGAとは、GIGAスクール構想の実現に向けた整備が終わった段階のことです

GIGAスクール構想は、「Global and Innovation Gateway for All」の略で、義務教育を受けるにあたって、児童生徒1人に対して1台のパソコンと高速ネットワーク環境などを提供する計画のことです。1人1台のパソコンやネットワーク環境を整備することによって、1人ひとり個性に合わせた教育を実現することを目的としています。

現在では、本格的に1人1台の端末を利用した学びがスタートし、次なる課題としてアフターGIGAをどう進めていくかという点が注目されています。

続いては、このアフターGIGA時代に直面しうる3つの課題を紹介します。

アフターGIGA、3つの課題

アフターGIGAにおいて、教育機関が直面する課題は大きく分けて3つあります。ここではそれぞれの課題の概要について解説します。GIGAスクール構想は一見すると理想的な学習環境のように思えるかもしれませんが、課題をクリアしないことには適切な運用は難しくなってしまいます。

①ICT端末の運用に関する課題

GIGAスクール構想では、1人1台の端末が必要となるため、端末をいかにして運用するかが大きな課題です
例えば、遠隔授業を実施する際のカメラやネットワークなどの設定周辺機器の準備、持ち帰った端末が破損した際の対応をどうするかを事前に決定しておくなどやるべきことをあげるときりがありません。また子供が使用することもありフィルタリングの設定も必要不可欠です。そして、端末は児童生徒だけではなく、指導者である教師も必要となるため、必要台数を確保しなければなりません。

特に昨今は新型コロナウイルスの感染拡大の影響もあり、遠隔授業も視野に入れた準備も求められています。よって端末を用意したうえでいかに運用していくか、適切なルールを定める必要があると考えられます。

②ICT端末の活用方法に関する課題

いくら優れた端末を導入したとしても、教職員が端末をうまく活用できなければ質の高い学習を行うことは困難です。

例えば、教職員がICT端末の利用方法自体を十分に理解していないケースやどうやって授業に活かせばよいのかイメージを持てていないケースは少なくありません。また、通常は問題なく活用できていても、端末にトラブルが発生した時にどうすればよいのかわからない、といったケースも発生すると考えられます。

このような事態を回避するためにも、教職員向けにICT端末を使った授業に活用できる支援ソフトやドリル教材などを導入し、研修を行うことで具体的なイメージを持てるようにすることが重要です
端末の導入が完了したアフターGIGAの状況では、実際に運用していく中でさまざまなトラブルが発生すると考えられます。そのため、ICT端末の活用にあたっては、基本的な操作方法やトラブル発生時の対応などを指導し、支援体制を整備することも欠かせません。

③遠隔システムなどの利用に関する課題

ICTを活用しつつも、児童生徒の学びの充実させるためには、CBTシステムによるテストの実施やeラーニングなどの遠隔システムの活用についても検討を進める必要があります。しかし、どのようなシステムを用いればアフターGIGAにふさわしい授業が実施できるのかがわからないといったケースも少なくありません。また、システム導入に伴うセキュリティへの懸念も考えられます。

このように、アフターGIGAにおいては、実際の運用・活用に伴うさまざまな課題を解決しなければなりません。そこで続いては、これらの課題を解決するための具体的な方法を解説します。

課題を解消するために取り組みたいこと

ここでは、アフターGIGAで直面する3つの課題を解消するためにできることを紹介します。特別なことを行うわけではないため、ぜひ参考にしてください。

運用前後にチェックリストを用いて確認する

実際にICT端末を利用するにあたり、チェックリストを作成して、運用前後にチェックポイントを確認するだけでも課題解決につながります。例えば、管理・運用に関するチェックリストを作る場合、以下のような項目が挙げられます。

・ICT端末の管理台帳を作成して学校や担当事業者と共有しているか
・端末のアカウントの管理・運用手順および役割分担を明確にしているか
・トラブルが発生した時の問い合わせ先や相談先を児童生徒・保護者・教職員に対して提示しているか
・故障や破損、盗難などが発生した時の対応手順や連絡先を児童生徒・保護者・教職員に対して提示しているか など

管理や運用を行うにあたって確認するべき項目は多岐にわたるため、チェックリストを活用することで、抜け漏れなく効率よく確認できます。

なお、具体的なチェックリストの内容に関しては以下の記事で解説しているため、こちらも参考にしてください。

デジタル教科書を活用する

学びの充実を図るためには、端末を含めたICTの効果的な活用が重要です。具体的には、従来の授業方法やツールとの親和性を高めるための研修の実施やデジタル教科書の活用などがあげられます。また、CBTシステムやeラーニングの導入も重要な役割を果たすと考えられます。
これらの取り組みによって、児童生徒1人ひとり最適化された学習が可能となります。

一方で、これらのテクノロジーを活用するには、教職員のITリテラシーの向上やICT活用方法の確立が必要不可欠です。教育ICTの導入にあたってうまく導入できるか不安、サポートを受けたいといった方は以下のWPをご参考にしてください。

関連する教育ICTソリューションのご紹介

アフターGIGA提案で
販売店に求められる内容とは

本資料では、 課題解消のための教育ICT環境の整備や運用支援についてわかりやすくまとめています。GIGAスクール構想が実現された「アフターGIGAスクール」の顧客をどのようにサポートすればいいか知りたい方はぜひご覧ください!

カタログダウンロード