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DIS School Innovation Project

授業例 高森町編

テレビ会議システム・タブレットPCを活用し、児童の主体的参画をうながす社会科学習の取組み

単元について

単元の概要   単元のねらい
学年・教科 小学校6年 社会科

本単元は、「国民生活には地方公共団体や国の政治の働きが反映していること」を受けて設定したものである。2013年度の九州北部豪雨災害からの復旧活動について、児童が暮らす高森町や熊本県庁の働き、自衛隊・消防署・日本赤十字社の活動を調べ、各機関の活動の共通点や相違点を整理することで、行政の働きをおさえ、政治の働きへの関心を高めることをねらいとする。

単元名 わたしたちの生活と政治「災害から人々を守る」
主に活用したICT機器等 テレビ会議システム
タブレットPC
主に活用したアプリケーション等

デジタル地図帳
デジタル教科書 など

授業実践事例

●授業の目標

災害普及に向けた町・県・国など行政の働きについて、調査内容をもとに、 その関係性を考え、表現することができる。

  授業の流れ 指導のポイント(ICT活用ポイント含む)
導入
3分

1.本時の学習課題をつかむ

「災害復旧のために町・県・国はどのような働きをしたのか調べたことをまとめよう」

動画資料とデジタル地図帳を活用して、被災地の位置や災害の大きさを再確認する
展開 39分

1.調査活動でわかったことや 知りたいことを ゲストティー チャーに 発表して助言を受ける
テレビ会議システムを使用し、以下のゲストティーチャーと交流する
A.高森町役場総務課
B.阿蘇広域行政事務組合消防本部


2.二つの機関の働きの共通点・相違点についてグループで話し合う


3.他の機関の働きについて調べる
 ○映像を視聴したり、新聞資料・行政資料を読み取る


4.調べ、気づいたことを共有し合う
 ○それぞれの機関の活動で気づいたことを全体で出し合いながら、災害復旧に向けた国・県・町の働きについて整理する

!テレビ会議活用ポイント!
児童の調査内容に対して助言・評価をもらい、成果や考えを価値づける

主体的にテレビ会議を行うことができるよう、司会進行や発言者の役割分担など事前指導をしておく

児童の発表内容は事前に相手に伝えておき、時間内で質疑を終えるようにする

!タブレットPC活用ポイント!

教師があらかじめタブレットPCに複数の資料を保存しておき、目的に応じて児童が収集・選択できるようにする

グループの中で公共機関を分担して調査活動を進めるようにする

他の児童の意見を参考にするように言葉かけをする

デジタル教科書の連携図で、行政の働きを再確認する

まとめ
3分
1.本時の学習をふりかえる
「今後は、災害復旧のための費用について調べましょう」

復旧には費用がかかることを取り上げ、次時への課題追求につなげる

 

主体的な学習活動につなげるためのICT活用ポイント

地理的条件や地図記号を視覚的に押さえ、印象づける!

デジタル教科書やデジタル地図帳を大型モニタ(電子黒板)で投影することで、視覚的に印象づけられるとともに、全員の意識を集中させ、学習意欲の向上につなげることができます。

テレビ会議活用ポイント 相手意識をもった活動につながるテレビ会議システムの活用!

豪雨災害について調査した内容や、考えたことを、資料を提示しながら 説明しました。専門家から外部評価を受ける活動を組み込むことによって、相手意識をもって、 わかりやすい表現活動を行うことを心がけられる
ようになります。

またリアルタイムに助言を得ることで、学習意欲が高まり、その後の調査活動をさらに活発に進めることができました。

タブレットPC活用ポイント 児童の主体的な調査活動につなげるタブレットPCの活用!

自衛隊・県危機管理防災課・日本赤十字社など、他機関のインタビュー動画や、新聞資料、行政資料等を用意し、調査活動を進められるようにします。一人一台の環境により、限られた時間の中でも分担し、主体的に活動に取り組むことが可能です。

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