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DIS School Innovation Project

授業例 山江村編

タブレットPCを活用し、児童が自ら考え、主体的にかかわり合う社会科学習の創造

単元について

単元の概要   単元のねらい
学年・教科 小学校6年 社会科

本単元は、社会科の目標である、戦後我が国は民主的な国家として出発し、国民生活が向上し国際社会の中で重要な役割を果たしてきたことが分かるとともに、児童が主体的に伝えあい・学び合う活動を通して、思考力・判断力・表現力の育成をねらいに設定した。

単元名 日本の歩み
「平和な世界を目ざし,どう歩んでいるの」
主に活用したICT機器等 タブレットPC
電子黒板
主に活用したアプリケーション等

キューブきっず4

授業実践事例

●授業の目標

これまでの学習で獲得してきた見方・考え方を基に、2020年東京オリンピックを目指す人々の思い・願いに迫るために、1964年東京オリンピック当時の人々の思いや願いを考えさせ、2020年に向けた「宣誓文づくり」を行う。

  授業の流れ 指導のポイント(ICT活用ポイント含む)
導入5分

1.前時までの学習をふりかえる
2.本時のめあてをつかむ

「東京オリンピック開催に対する人々の思いや願いを話し合い、自分の考えをまとめよう」

2020年東京オリンピック決定の瞬間のVTRや、首相のプレゼンテーション(東京オリンピックに対する思いや願い)を示し、1964年当時の日本人の思いや願いに迫る
展開37分

1.東京オリンピック(1964年)の開催に対する人々の思いや願いについて考える

【発問】
「アジア初の『東京オリンピック(1964年)』には、当時の人々のどんな思いや願いが込められていたのだろう」

  • 資料を収集・選択し、課題に 対して追究する
  • 自分の考えを、図解表現などを 使ってわかりやすくまとめる
  • 当時の人々の思いや願いに ついてグループで話し合う
  • 自分の考えを再考する

2.自分の考えをまとめる

【言語活動】
「未来への宣誓(新聞)」
話し合いを通して出てきた考えを比較したり、関連させたりし、新たな見方や考え方を獲得する

!タブレットPC活用ポイント(1)
  • 教師があらかじめタブレットPCに複数の資料を保存しておき、目的に応じて児童が収集・選択できるようにする

児童個人の考え(キーワード)を教員が構造化して板書することで、それを参考にしながら、関連・比較・統合させて自分の考えをまとめさせる

予想が思いつきになることがないように、収集・選択した資料からわかること、考えたことを書くようにうながす

!タブレットPC活用ポイント(2)
  • 自分の考えをグループメンバーに伝える

「最初の考え」と「最後の考え」を比較し、思考・判断・表現の伸びを実感させる

電子黒板を使用し、考えを共有させる

まとめ3分 1.本時の学習をふりかえる 自己評価カードで自身の学習を5段階で評価し、次の学習に必要なことを書かせる

 

主体的な学習活動につなげるためのICT活用ポイント

視覚・聴覚に訴える動画を活用し、児童の興味・関心を高める!

東京オリンピック決定の瞬間のVTRを視聴することで、学習意欲を高めます。大型モニター(電子黒板)を使用することで、全員の意識を集中させることができます。

タブレットPC活用ポイント(1) 一人ひとりが主体的に情報を収集・選択できるタブレットPCが活躍!

地域へのお年寄りのインタビュー(教員作成)や、1964年オリンピックの資料など用意し、児童が自身の課題意識に対して情報を収集・選択することを目的にタブレットPCを活用しました。
普段、特に映像教材は、教室の大型モニターで全員一斉に視聴することが多く、一人ひとりの課題に応じた学びには難しいところがありますが、タブレットPCにより、必要な情報を抜き出せたり、繰り返し確認できることによって、新たな見方や考え方をもつことができました。

タブレットPC活用ポイント(2) グループでの共有を通して、自分の考えを深化させる!

タブレットPCに入っている資料を活用しながら、グループメンバーに自分の考えを伝えます。資料があることで、自分の考えの根拠を明確に提示しながらの話し合いが可能です。また、他のメンバーの考えとの相違点・共通点を探ることで、最初にもった自分の考えを深化させた児童も多く、思考の広がりや深まりを実感することができました。

学びの成果を全体共有!

電子黒板を使用して考えを共有することで、自分と他の人との考えの違いを比較させます。

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