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ICT化が進まない3つの理由。今必要とされる「おてがるICTパック」とは?  【後編】

2016年01月11日 記事

「2020年までにすべての小中学校で児童生徒1人1台のタブレット端末などのICT環境を整備し、新たな学びを推進する」という文部科学省の目標に向け、全国の学校で導入が進みつつある教育のICT化。だが、現場では「ICTをどうやって授業に活用すればいいのかわからない」「使うための準備に時間ばかりかかってしまう」など、課題が山積みだ。そうした現場の課題を解決するために考えられたのが、ダイワボウ情報システムの「おてがるICTパック」。後編ではICTパックの特徴を前編に引き続き、ダイワボウ情報システムの岡本に話を聞いた。

おてがるICTパックの特徴と活用

大がかりな設置や設定の作業をすることなく、教室間をスムーズに移動して簡単にICT化を図れるセットになっており、その大きな特徴は次の7つだ。

 

●ICT活用に最適な生徒用のタブレットとPCがセット  

●簡単に授業で使えるアプリケーション  

●カートの電源を入れるだけで無線LAN環境を実現できる  

●タブレットとプロジェクターがスムーズに連動 

●1台のカートですべての機器を収納・充電。教室間の移動もスムーズ 

●独自の実証研究から生まれた『授業アイデア集』 

●導入しやすい価格設定   

ひとつずつ詳しく見ていこう。

 

●ICT活用に最適な生徒用のタブレットとPCがセット 

●簡単に授業で使えるアプリケーション 

 

ICT活用でなくてはならないのが、タブレット。発売当初に比べて、軽量化、高性能化が進んでいることや、直感的な操作で生徒も使いやすいため、アイデア次第でさまざまな活用方法が考えられる。

 

「おてがるICTパック for iOS」では、アップルの「iPad Air Wi-Fiモデル 16GB」を、「おてがるICTパック for Windows」では、東芝 dynabook Tab S80(Windows8.1 Pro、10.1型ワイド、5GHz/2.4GHz帯同時利用可、ペン付きモデル)を採用し、iPadは、優れたデザインとシンプルなインターフェースで、教育教材アプリが豊富なことがメリットだ。一方、Windowを搭載したdynabook Tab S80は、ワコムと共同開発したアクティブ静電結合方式デジタザーのペンが標準搭載しており、タブレットへの書き込みがスムーズなことが強みである。さらにdynabook Tab S80には、放送大学の中川一史教授が監修した「紙のノートにデジタルの表現力を追加できるマルチメディアノート作成ソフト デジタルノート@クリエイターズ」を搭載している。学校のPC環境や授業内容にあわせて選ぶのがいいだろう。

dynaSchool デジタルノート@クリエイターズ®
dynaSchool デジタルノート@クリエイターズ®

●カートの電源を入れるだけで無線LAN環境を実現できる 

 

今や子どもたちにとってもインターネットはあって当たり前。インターネットから無理矢理遠ざけるのではなく、これからは使う上でのマナーやモラルを伝えることが教育の役割だ。ICT導入後の授業では、何かを調べたり、共有したりする際もネット環境は必須になる。そこで「おてがるICTパック」ではPC周辺機器メーカーとして定評のあるエレコムの無線LANアクセスポイントをセット内容に導入。カートの電源を入れるだけで無線LANのネットワークが構築できる。そのため、わざわざ「パソコン教室」に移動したり、校舎全体に無線LANを整備する必要もなく、カートを運びさえすれば、そこでICTを活用した授業が行えるようになっている。

 

 

●タブレットとプロジェクターがスムーズに連動 

 

プロジェクターがセットに組み込まれているのも「おてがるICTパック」の大きな特徴。数十人の生徒と向き合う学校の授業では、端末のみのやりとりでは伝えられないことも多いため、プロジェクターも必須と言えるだろう。たとえば先生が作成した資料を生徒たちに見せたり、説明動画を大きく映し出したりと、プロジェクターがあることで授業はよりスムーズになる。「おてがるICTパック」のセットに含まれるプロジェクターは、日中の教室でも使える十分な明るさを持つだけでなく、電子黒板機能を備えているため、授業でも活用しやすいモデル。さらにプロジェクターにタブレットの画面を最大4台まで映し出すことができるため、各生徒の答えをネットワーク経由で転送し、比較するなどのグループ学習ができるようになっている。こうした活用方法はまさにICTならでは。時間短縮はもちろん、アイデア次第で使い方はさらに広がるだろう。

●1台のカートですべての機器を収納・充電。教室間の移動もスムーズ 

 

タブレットやPCを使用に際する手間を解消してくれるのが、おてがるICTパックのセットをすべて収納できるカート。カートの最下段にOAタップが配置されており、10台のタブレットを充電可能。カートのおおもとのケーブルを繋いでおけば、簡単に充電ができる仕組みになっている。またこのカートは移動のためだけでなく、授業中のデスクとしても使用可能。天板にはノートPCやA3サイズのプリントを置けるスペースがあるため、このカート一台あれば、そのまま授業を行える。カートには移動のためのハンドルがついており、移動もスムーズなので、先生1人で準備したり、子どもたちでも安全に運べ、片付けが簡単にできる。タブレットを使うことの手間を感じることなく、これまでと同じような感覚で授業を行えるはずだ。

●独自の実証研究から生まれた『授業アイデア集』 

 

ICT化を進める際に、先生からよく挙がるのが「やってみたいがどう活用していいのかわからない」という意見。そんなときに役立つのが、「おてがるICTパック」のセットに組み込まれているDISオリジナルの「授業アイデア集」。これはDISが2013年〜2014年にわたって独自に研究してきた300以上もの授業事例を基に、搭載製品の授業での活用アイデアを厳選してまとめたもの。考えを共有するときや、資料を発表するときなど、活用場面と活用の効果が具体的に記されており、非常に使いやすい。

 

●導入しやすい価格設定 

 

「おてがるICTパック」の価格は「おてがるICTパック for iOS」は、96万円、「おてがるICTパック for Windows」は128万円からと、予算などの問題でハードルが高い学校でも最初に導入しやすい価格設定となっている。

岡本は、この商品に対する思いを次のように説明する。

 

「先生方は、私たちが思いつかないような授業のアイデアを豊富にお持ちです。ですから、ICT化を進めるうえで大事なのは、まずは『おてがるICTパック』のような商品で、使うハードルを下げることだと考えています。導入した後も、カメラ機能をまず使ってみるなど、活用できそうな簡単な部分から使い始めて欲しいです。おてがるICTパックの”おてがる”はそういった意味も込められています。そして結果的に、先生の負担が少なくなり、児童生徒と向き合う時間を増やして頂くことが私たちの目標です」

 

ICT化もいきなり大規模な導入では、学校の費用負担はもちろん、先生の不安も大きくなる。そうしたなか、現場の声を反映したセットがひとつになった「おてがるICTパック」は学校にとっても、現場の先生にとっても、非常に心強い商品と言えそうだ。

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